星占い師 つぼぼのホロスコープ星占い ブログ部

「sweet特別編集 占いBOOK2018」(11月21日発売・宝島社)の執筆に加わりました。見てね。名古屋鑑定は12月5日(火)から。名古屋ホロスコープ講座は1月28日(日)。東京ホロスコープ講座は、3月10日(土)、11日(日)。大阪ホロスコープ講座は4月29日(日)、30日(月・祝)であります。 詳しくは、http://tsubobo.com/contact.html

本サイトは http://tsubobo.com アスペクトから学べば、ホロスコープ星占いを楽しく実践的に習得できますよ、と言いたい。自分や他人の性格、運気の流れを読めるようになると、人生が楽になります。

講座

LINEの占い師 やりません?

なんやかんや東京、大阪、名古屋でのホロスコープ講座は人気で、これまでに数百人の人に受講してもらっていましてね。

で、つい最近、LINEトーク占いのコンテンツに携わる方から、メールが来て、

・・・HPを拝見しましてしっかりしたポリシーをお持ちでとても親身な鑑定やセミナーをされてる印象を感じました。・・・

まぁ、最初のこの辺りのお世辞は、挨拶のようなもので、本心かどうか分からないが、要は

先生の生徒さまにも空き時間を利用してLINEのチャット・電話占いにご参加いただきたいと思いましてメール致しました。

と。
良く受け止めれば、結構、私は信用されているのかと気分良くしつつ・・・本当のところは、単に、LINEトーク占いの先生を募集しているので、“親身なセミナーをされてる”私に紹介して欲しいということなのよ。

私は東京、大阪では集中講座として半年に一度、2日間で4講座を行っている。この4講座では、基本となる西洋占星術のしくみを教えている。
ここで少し話は逸れるけど、
時々、訊かれるのが、私の“講座を受ければ、プロになれるのですか?”という質問だけど、答えは NO なのよ。

そもそも、“プロ”の星占い師になる基準なんてないのよね。
“プロ”の星占い師って、な〜に? ってことよ。

西洋占星術は、2500年の歴史があるのだけれど、その経緯の特徴から、全体を仕切る大先生がいないのよ。
その辺りの話は長くなるから、今回は話さないけど、大先生がいないということは、免許皆伝する人がいないというわけ。

よく通信講座なんかに、“西洋占星術の資格が得られる”なんていうのがあるけど、その資格を出している協会そのものに権威も業績もまったく無かったりする。そこが、東洋の占術と大きく違うところね。東洋の占術は、華道、茶道のように古くから、かたくなにピラミッド構造を作ってきた組織だから、ちゃんと権威者がいて、ある程度、全体を仕切っている。一方、西洋占星術では、○○協会というものがあっても、実際、いわゆるよく知られている雑誌に出てくるような有名な先生がまったく所属していなかったりする。

西洋占星術の世界では絶対的な組織が無いから、逆に言えば、誰でも適当に西洋占星術ホロスコープ協会なんていうものを作って、“西洋占星術マスター”なんていう資格作って、山ほど大量発行しても、業界の大先生に叱られることがないわけよ。ただ、その分、その発行した資格に社会的な信用はまったく無いだろうけどね。

西洋占星術って、そもそも自由だから発達したところがあって、組織というものが似合わない・・・
“群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌い、専門の知識と叩き上げのスキルだけが彼女の武器・・・”みたいな。

まぁ、そんな意味で、西洋占星術の世界においては、今のところ、団体、協会、組織、企業が作る資格にほとんど重みはなく、プロになるための条件となっているものはないですね。

では、何がプロかどうかという境目になるか?

西洋占星術って、ホロスコープが読めれば、まぁ、プロとしてやってるんですよ。ただね、お客さんが、判断しているところがある。その判断基準っていうのが・・・。

前にね、お客さんが私に話したのよね。
“私、昔、鑑定してもらった星占い師さんは、横に西洋占星術の分厚い本を開きながら、やってましたよ。”
その語り口調に、“本を見ながらの人は、ちょっと不安だった”というようなニュアンスが入っていたわけ。
つまりね、“この人はベテランではないな”という見られ方すると。
だからね、お客さんから信頼を得るためには、本を見ながらというのは、どうもダメみたい。

私も始めた頃は不安だったから、常に本を横に置いていたけどね。もう今はだいたい頭の中に入っているけど。
考えてみれば、分からないものを知ったかぶりして答えられるよりは、ちゃんと本で調べてもらった方がいいと思うけどね。
でも、お客さんがそう思うんじゃ、仕方ないわな。ただの印象の問題かな。

そんな感じでね、単純に本を見なくても、知識が頭の中に入っているというのが、プロっぽいわけですよ。

ホロスコープを読むのには、覚える知識が多いんだけど、ホロスコープチャートの構造は、星の配置がポイントで、
①星がどの星座に入っているか
②星がどのハウスに入っているか
③星同士のアスペクト
が大きな要素となる。

①は10個の星が、12星座のどこかにあるということなので、120通り
②は10個の星が、12ハウスのどこかにあるということなので、120通り
③は10個の星同士の組み合わせなので、50通り

つまり計290通りである。290通りの項目は最低でも言えるようにならなければならない。

290個の項目を覚えるのは、なかなか難しいですよ。

さらにサビアンなんか、360個あるからね。これを覚えている人って、かなりレアだと思うわ。サビアンを扱う人はさすがに本かネットを使っているんじゃない?
他にも、MC、ASC、ICやら、覚えておいた方がいい項目がいっぱいある。

“よし、じゃプロになるために、全部、暗記してやるぞー”って気合いを入れてもね・・・覚えられるわけないのよ。
上の①②③って、基本だから、西洋占星術の本にはちゃんと並べて書かれている。これを覚えようとなんて、無理だと思うのよ。言ってみれば、これらは辞書なのよ。
例えばさ、英単語を覚えるのに、辞書のAから順番に、辞書を凝視して覚える人なんていないでしょ。
そんなふうに丸暗記しようとするから、頭がパンクして“西洋占星術って、覚えられない”って、本を投げ飛ばして、挫折するわけよ。
じゃ、英単語はどう覚えるかというと・・・普通は英文の中に出てきて、覚えるでしょ。ほかにも、音楽とか、映画とか、旅行とか。覚えるためにはね、そう “場面” が必要なのよ。

星×星座、星×ハウス、星のアスペクトも、本を眺めて、黙々と覚えようとするよりも、やっぱり実占した方が覚えられるのですよ。
私の同僚のAさんは、火星と水星が凶角で、口が悪いなぁ。
父親は、8ハウス木星で、遺産もらっているなぁ。
幼なじみのBさんはさそり座金星で、どこかセクシーな魅力を持っていたな。
なんてね。
Aさん、父親、Bさんといった “像” と一緒に、アスペクトや星×ハウス、星×星座が覚えられていく。

でさ、電話鑑定とか、LINE鑑定って、何がいいって・・・・これらの項目を、頭の中に覚えていなくてもできるわけよ。
相手が目の前にいないから、分からない時は、本やネットを調べながら鑑定することができる。
お客さんには姿が見えないから、上に書いたような“本を見ながら鑑定する人っで大丈夫かしら?”なんて思われることも無い。

実際、私はよく電話鑑定をする星占い師さんに出会うと、
“いやぁ〜、つぼぼさんのサイトにはいつもお世話になってます。いつもホームページを見ながらやらせてもらっています”
なんて挨拶をされることがよくある。

LINE鑑定も、電話鑑定と同じことで、本やネットで資料を見ながら、お客さんとそれらしく話をすることができる。
で、そんな姿を見せない鑑定をしているうちに、星×星座、星×ハウス、星のアスペクトも覚えられていくのでしょうね。
こういう言い方をするのは、不謹慎だけど、経験値を増やす、いい練習の場になるというわけ。

私のホロスコープ講座を4つ受講(計12時間)された方ならば、ホロスコープのしくみ、読み方は教えましたので、表を見ながらならば、鑑定できるのはないかな。
実際、セミプロ、プロデビューされた方も大勢いらっしゃるようですし。
ここで言う、“セミ”というのは、ある程度、本やネットを見ないと鑑定に自信がないという意味ですね。

そもそも4つの講座は初級編なんだけど、なぜ中級編をやらないかというと、実際に世の中でプロとして西洋占星術の鑑定をしている人の多くが、星×星座、星×ハウス、星のアスペクトという、基本知識だけで鑑定しているというのがほとんどなのですよ。中には星×星座だけで、鑑定している人もいる。

だけどね、実際に鑑定してみると分かるけど、需要のほとんどは、
・この先どうなるのか?
・彼との相性は?

そりゃ、そうでしょ、って、このブログを読んでいる人は当たり前に思うでしょうね。
となると、ダブルチャートでアスペクトをするしかなんですよね。だから、アスペクトの読み方をマスターしないとね。
やっぱりほとんどのお客さんに満足してもらえないんじゃないかなと。だから、私は4講座のうち、2講座をアスペクトに費やしていると。

で、私は、希望者をLINEの星占い師として紹介しようと思うですが、
・私の条件として、私のホロスコープ講座を4つとも受講した人。さすがにね、4つ受けてくれた人でないと、私も推薦できませんよ。

そして、採用側が提示してきた条件として、
【LINEトーク占いご参加の条件】
○鑑定歴1年以上(個人でもおつとめでも大丈夫です)
○パソコンをお持ちの先生(タブレットは不可です)
○電話鑑定希望の先生は電話鑑定のご実績、チャット鑑定希望の先生は下記のタイピ
ングチェックでB以上が必要となります。
https://www.e-typing.ne.jp/roma/check/


でね、“鑑定歴1年以上” や “電話鑑定の経験”と言われてもなぁと思って、担当者に上の条件を質問してみると、鑑定歴1年というのは、ビジネスでなくても、プライベートでもいいそうです。毎日でなくてもいい、となると・・・1年前から鑑定していたら、誰でも当てはまるわけですよ。電話鑑定も同じく、有料でなくても、無料でもいいそうです。となると、友人、知り合いでもいいということだよね。
ぐっとハードルが低くなって、門が広くなったような気がする。

私はこの業界にいるから、実は、LINEで占い師をやっている人、数人と話をしたことがあるのよね。
なかなかね、お気軽に相談しやすいから、どうも私のやっている鑑定とは違うようで。私の場合、電話、スカイプ鑑定もしているけど、お問い合わせのページのフォームに記入してもらって、日時を決めて・・・と手間が多いから、鑑定希望の人も、“占ってもらおうかどうしようか、1ヶ月悩みました”なんて人も結構いる。

LINE占いは、ふわったした気分で、ポチッとボタンを押すだけでつながるから、結構、お客さんが気分でお手軽に入ってくるようだ。
私が聞いた分には、多いのは恋愛で、“彼は私のことをどう思っているのでしょうか?”の類いだそうだ。

でもね、ふわっと、ポチッとくるから、・・・気に入らないことを言われると・・・ぶちっと切られるそうだ。

あんまりはっきり言わない方がいいみたい。
となると、“彼はあなたのことにあまり興味がないかもしれない可能性は無いわけではありませんが、悲観するほど、小さいとも思われません。頑張りましょう!!” なんていう、オブラートに何重にも包み込んだ言い方をすれば・・・よく分かんなくて、お客さんも切りにくいかな。

いろいろ聞くとね、LINE占い側も、“常に○○○人の占い師が待機しています” みたいなことを広告で打っておきたいので、とりあえず占い師の数を確保をしておきたいという状況が透けて見えるわけですよ。ちょっとした人材不足感?

そうは言っても、LINEのようなネットの企業が、一般の方の占いビジネスへの敷居を低くしてくれて、お客さんを呼び込んでくれれば、占い師もどんどんデビューしやすくなってね。
星占い師は、経験値を積めるし・・・。

「参加するかどうかはわからないけど、条件や現在の状況など聞いてみたい」迷われてる方や話だけでも聞いてみたいという方でも全然大丈夫ですので、少しでも興味を持たれた先生が
いらっしゃいましたらお気軽にご連絡ください。

と、あちらの担当者さんもおっしゃっているので、私の講座を4つとも受けた人で、とりあえず興味のある人は、受講の時にやりとりした私のメールアドレスに送って下さいな。







西洋占星術は“誰でもできる”という思想の上にあると思うのよ

先日、東京では6回目となるホロスコープ講座を開催し、また大勢の人が星占いを学びに来てくれましてね。十数席、4回ともほぼ満席でした。深く御礼申し上げます。

で、西洋占星術を知るには、そのベースとなる西洋人の思想というものがありまして、ですから、西洋占星術を学ぼうという人は、頭の片隅にそもそもの西洋人の思想というものを理解しておく必要があるわけですね。
私が思うに、その西洋人の思想というのは、・・・このグルーバル化時代にそんな説明は野暮かもしれないけれど、基本的には“効率化”“合理的”ということを優先しているところがあるわけで。
で、その“合理的”というものを達成するために “だれでもできる” ということを広く目指しているわけです。
この “だれでもできる” というのは、平たく言えば、達人でなくても、熟練者でなくとも、修行した者でなくても、皆が簡単にやれてしまうようにした方がいいじゃんという考え方なわけです。
だって、だれでもすぐにできるようになった方が人間社会にとっては得なことが多いから。

古くはアダム・スミスの「国富論」。社会科の教科書に載っていたやつですよ。安全ピンを皆で手分けして作る話。職人一人で、鉄を延ばして、切って、先を尖らせて、曲げて丸めて・・・なんてやっていると、1日にせいぜい20本しか作れない。しかも、全行程をマスターして一人前に作れる職人になるには、とても年月が掛かるわけですよ。ところが、安全ピンを作る行程を18に分けて、鉄を延ばす人、一定の長さに切る人、尖らす人、曲げる人・・・と分業化すると、10人の工場でも、1日に48,000本も作れてしまっているという話。1日20本作れる職人が10人いても、200本だから、40倍の効率上がるというわけ。しかも、一人で安全ピンを作れなくても、1、2つの行程をマスターするだけでいいから、全行程を覚えるほど年月が掛からない。だれでも工場で安全ピン作りに参加できてしまう。時間が大いに節約できて、多く生産できる。その方が社会にとっても良いでしょ、というお話。

この考え方が定着化して、その後の欧米の工業化を支えていく。
さらに発展させたのが、フォードというアメリカの自動車会社。ベルトコンベアーを大々的に工場で稼働させて大量生産し、T型フォードという自動車を大量生産してしまう。
で、上のアダム・スミスの発想の延長線上にあるから、その工場で働いているほとんど工員は自動車を一人で作れるわけないし、作れなくてもいいやという割り切ったモノ作りをしている。工員一人一人にそれほどの技量は必要とされない。普通の人でも自動車作りに参加できる。それでいい。効率良く、安く大量に自動車を作って、世に出した方が、社会全体が幸せになるから、と考えた。

その工場の流れ作業を飲食業会に取り入れたのが、マクドナルド。
マクドナルドは兄弟でロサンゼルス郊外のレストランを経営していた。熟達したコックの作るハンバーガーを肉の大きさや熱のかけ具合などを徹底的に分析して、マニュアル化して、それこそアルバイトの人間でも作れるシステムを作った。そして、マクドナルド兄弟はハンバーガーを商品のメインの店にしつつ、給料の高い熟達したコックを解雇したと。で、時給の安いスタッフでも、熟練コックの味を出せるようにして、利益率、スピードを上げた。分業化とマニュアル化で、“だれでもできる” ようにして、成功を生んだわけよ。
そんなマクドナルドのシステムは、多くのレストランに取り入れられていく。今は、マクドナルドの限らず、その工場生産に似たシステムで、従業員の教育養成時間を限りなく0に近い状態を目指している。そんなだれでも料理ができるようにしている飲食店のチェーンは星の数ほどあるからね。全国展開しているお店では当たり前のシステムになっている。

上の例を挙げると、これは西洋人の思想というより、資本主義の思想でしょ、と言う人もいるかもしれない。
でもね、もともとの日本人の思想とは違いがやっぱりあってね。例えば、戦国時代。
1543年、種子島に火縄銃が伝わって、コピーして、あっと言う間に日本は銃大国になるわけ。1600年の関ヶ原の戦いでは、東西両軍で何万丁もの銃が使われたと言われてる。日本国内で所持しされていた銃は何十万丁とも。ここは諸説があるので、数字については、追求するのを止めて・・・でも、この1600年当時に世界中で見ても、これほどの銃を所持していた国はほぼないわけよ。日本は世界トップクラスの銃大国だったわけ。
で、江戸時代に安泰な世の中になれば、当然、武器は必要と無くなるのだけれど、日本人は銃ではなく、刀を選ぶのよ。
少し想像してみれば分かるのだが、刀で人を殺傷するのは結構技術が必要なんですよ。人を刀で刺すと、肉で締まってしまい、なかなか抜けない。その間に他の敵にやられてしまう。だからできたら、刺すより、流れるように切った方が良い。でも、それには技術が要る。その技術を身につけるには時間が掛かる。刀で戦うには、何より、刃が届く範囲まで近づかなければならない。それに比べれば、銃で人を殺傷する方がよっぽど簡単ですよ。

当時の火縄銃は完成度が低いから、扱いにくい点もあったから手放していったこともあるだろうけど・・・でも、そこは職人たちが改良していこうとかね、考えても良さそうでしょ。銃って、やっぱり殺傷能力が高いから、国の中にいっぱいあると物騒だからって、でも、元寇のモンゴルのようにいつ外国が攻めて来るかもしれないから、今の人の発想なら、国としては銃をメインの武器にするでしょ、普通。

でもね、日本人は刀に、武士道とか剣道とか、特有の美徳を見出してしまうのだな。剣術をマスターするには、かなり時間の掛かるトレーニング、修行が必要とするものなのに。またその師匠の下での長く、苦しいトレーニング、修行することに価値を置いている。しかもどこか宗教的、哲学的だったりする。それはまぁ、それでいいところもあるのだが。
しかし、時代が下って、薩長同盟が倒幕する時代。長州より、幕府軍の方が侍というプロの兵士の数では圧倒的に多い。だが長州は、農民でも漁師でも兵隊になれるような組織を作って戦った。そしてプロ集団の幕府軍に戦で勝っていく。それを実現させたのが、やっぱり銃なわけですよ。銃を使えば、人を殺すためのトレーニングの量が圧倒的に少ない。だから農民や僧侶すら、だれでもすぐに実戦的な兵隊に仕立てることができたわけですよ。
1600年頃、最大の銃保有国だったと思われる日本は刀に戻ったけど、西洋人はせっせと銃を進化させていた。だって、銃の方が武器として簡単に扱え、効率的に戦えるから。その銃を薩長同盟は上手に利用したと。
“だれでもできる” という状態にすることが、トータルで見ると力を大いに発揮する、メリットが大きい、成果を出せるという思想なんですよ。

結局、何が言いたいかというと、西洋占星術って西洋人の思想がベースだから、やっぱり “だれでもできる” というものが目指されているのではないかと。
もしくは “だれでもできる” という具合に、大勢の人が使えるようになることで、社会全体の幸福度が増すように考えられているのではないかな、と。その方が成果が出せると。まぁ、西洋人全員がそう考えているわけではないので、100%とは言わないけど、その方向性に向かっている、その方向に流れていってると思うわけですよ。

一方、日本人はと言うと・・・剣術や職人の世界の如く、師匠の下で修練し、耐えて耐えて、技量を高めていくことに美徳を見いだしている。どこかMですわな。
私は絵を描いていたのだけれど、日本の絵画の世界もそれに近いものがあって・・・よく「○○会」なんてあるけど、狭い組織を作って、その中である絵の先生を頂点にピラミッド構造ができている。実はその頂点の画家さんの作品を買って、生活を支えているみたいところがあったりするわけでね。華や茶道の組織に似ている。がっちりとした師匠と弟子という上下、従属関係ができていることが多い。
だから、そういう会に属している若手の絵描きさんは、海外に進出するチャンスがあっても、師匠の許しが無いと出展できなかったりする。

日本人の中に、“学ぶ”ということはそういうものだという思想が入り込んでいるのかな、と思う。学校や塾ではフラットに教師と生徒の関係ができているのに、“習い事”となると、師匠と弟子のような上下関係ができている状態で習得する形をついつい作ってしまうというか。師匠を崇め、従属したがる。一方、師匠の名や威光を借りたがる。
で、占いの世界も、師匠と弟子という関係が習得するに当たって、自然とできてしまっているような感じがあるのだな。
私は、西洋占星術の人間なので、東洋占術についてはとやかく言える立場でないので、東洋方面の方々はどうぞそのまま続けて下さい。

職人の世界では、西洋でも東洋でも、師匠と弟子という形ができているだろうけど、西洋人は、その関係をフラットにして、できることなら “だれでもできる” という形に持って行った方が効率的だと考える傾向があるのではないかな。
例えて言うなら、パティシエはケーキを作るために、師匠、弟子という関係を作るのだが・・・でもより多くの人に普段からケーキを食べてもらって幸せの数を多くするには、シャトレーゼのように工場で作ってもらった方がいいな、みたいな。パティシエのレシピを、まったくケーキを作ったことないパートやアルバイトの人でもマニュアル化と分業化することで、味を再現していくような。
一方、回転寿司やチェーン店のラーメン屋さんでもここ20年でずいぶん改良された。分業化、マニュアル化は、技術を進歩させて、成果を出しやすいだよね。

だから、西洋占星術も、“だれでもできる”という方向、習得しやすい方向に進化していくのが当然の傾向、と思う。日本人は師匠とか、弟子とかにいうようなものにこだわるかもしれないけど・・・。西洋のモノを取り入れても、学び方を日本風にアレンジしてしまって・・・そんなものにこだわっていると、幕末の頃の武士のように時代に取り残されていくのだろうね。
だって、ハリーポッターを見れば分かるけど、西洋では魔法使いですら、学校で学んでいると考えるんですからね。まぁ、これは冗談ですが。

教える方も、華道や茶道のように、ピラミッド構造の組織を作ろうなんて考えない方がいいと思うのよ。近代以降の西洋人の考え方にそぐわない。それより “だれでも習得できる” というように教え方を改良していくことに尽力すると。秘伝とか、門外不出、修行といった言葉は、西洋占星術には似合わないような気がする。それより多くの人にどんどん習得してもらって、活用してもらう方が社会全体の幸福度が増すと思うんだよね。

“だれでもできる”ということが意識されていれば、マニュアル化、分業化しやすいし、進みやすい。

実際、西洋占星術は、ネット上では分業化が進んでいるような気がするのよ。
ホロスコープチャートの作成サイトを作っている人、ハウスやサインの説明をしている人、私のようにアスペクト表を作っている人、小惑星の説明をしている人、海外のサイトをどんどん翻訳している人・・・。各々が得意な分野、部分でサイトを作っていたりするよね。

四柱推命とか、九星気学といった東洋占術には、こういった傾向がネット上では見られない。どちらかというと1つのサイトで完結するように作られている。

西洋占星術はこの形でいいと思う。
この方が、西洋占星術が発展・普及するのに役立っている。皆が情報や知性を交換できるネットとは相性が良いのだろう。この先、分業化も進むかもしれない。
対面鑑定の占いの現場でも、本当は分業化して的中率やアドバイスの能力を高めることができるのかもしれない。ハウスを読む人、サインを読む人、アスペクトを読む人、MCとASCを読む人、小惑星を読む人、ドラゴンヘッドを読む人、サビアンを読む人・・・なんてね。実は共同作業しやすいものだったりして。やったことないけど。
別に対面鑑定でも、1対1である必要がないものね。星占いユニットやチームを作っても良いはずでね。ただ実際は気が合う人間でないと、難しいだろうけど。分業化できれば、各個人は、星占いの中の、自分の得意な分野だけ極めて行けば良いのだから、トータルでの技量の上達も速いよね。

よくある有料の占いサイトは、あの鑑定結果の文章をかつては1人の占い師が2、3年かけて書いていたのよ。でも、今は、占い専門のライターさんが手分けして書いて、数ヶ月で完成させているものね。西洋占星術は特に作りやすいんじゃないかな。分業化しやすいだろうから。太陰暦(月の暦)をベースにしている占いだと、暦そのものの制作が大先生に支配されているので、かなり難しいと思う。東洋系の占いは、その“秘技”なところに価値を置いていたりするんだけどね。
あと霊視とか、タロットとか、ベースが超能力に頼るものは、機械化が難しいだろうね。というか、機械化すること自体がおかしい。西洋占星術や四柱推命といったデータ型の占いに比べてさ。

で、次回はこの延長線上の、私の近い未来の西洋占星術についての想像、妄想を書きたい。

はじめに



テレビや雑誌でおなじみの12星座星占いって、まだ歴史はせいぜい80年くらいなのよ。
西洋星占術が4500年以上の歴史があることを考えれば、いくら派生したものとは言え、やはり精度がねぇ。
本来の星占いとは格段に落ちてしまって、正直、12星座星占いを西洋占星術と考えて欲しくないんですよね。 

ということで、生まれた時のホロスコープを見ることで、自分のみならず、他人の性格・運勢まで診てしまおうというホロスコープ占星術、つまり星占いの元の形を少しでも伝えようかと、講座を立てたわ。

まぁ、ホロスコープリーディングのテキストも本屋さんに売ってるけど、私の対面診断からの経験も入れて書き込んでいくわね。 本屋さんには、あまり並んでいないかな。今は、手相とかの本の方が多いし・・・。

ホロスコープ占星術を身に付けたい人は、本と同時に参考にしてね。
ほんと、プラティカル、実用的なものだから、年千年も使われてきたわけでね。 

最初にYouTube映像を見てね。


まずは自分のホロスコープ(生まれた時の星並び)を見てください。
http://www.m-ac.com/pages/setting_j.php
(ホロスコープ見られるサイトならなんでもいいです)
他人でもいいですよ。上司とか取引先とか。

☉:太陽  ☾:月   ☿:水星  ♀:金星 ♂:火星  ♃:木星  ♄:土星  ♅:天王星 ♆:海王星 ♇:冥王星
といった太陽系の惑星(月もあるけど、一応、星占いの世界では“惑星”と呼びます)の位置関係で、性格、運気を診ていくのです。 

悪い星並びでも、それはある程度改善できるのよ。
過去の選択と行動の積み重ねで、今の姿が作られたのであり、今後の選択と行動の積み重ねで未来の姿が作られるのよ。
シンプルなのよ。
“短所を直して、長所を伸ばす”
今世の宿題のようにも感じるわ。

でないと、同じ生年月日の人は、皆、同じ人生になってしまうものね。

吉角は強い順に0度、120度、60度、30度、(144度、72度というのもあるけど、これは分かりにくいかな)。
凶角は強い順に180度、90度、150度、135度、45度。
こういう吉角や凶角の星の位置関係を「アスペクト」と言うのですよ。
ホロスコープを見て、いろいろ診断の仕方はあるけど、とりあえず「アスペクト」から。

私は誤差はプラスマイナス5度で見ているけど、まぁ、正直、誤差が限りなく少ない方が強く出ているようね。4度以上だと、ほとんど影響が見えない感じぃ。

ほかにもホロスコープ占星術には、「ハウス」なども使いますがぁ~、「ハウス」を診るためには、生まれた時間が分単位で分かっていないと正確にできないのです。ですから、実際、対面診断していて、ほとんど「ハウス」を使うことがないので、ここでは、アスペクトでの星占い方をお伝えしますぅ。

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