星占い師 つぼぼのホロスコープ星占い ブログ部

大阪鑑定は4月27日(金)~5月3日(木・祝)。 大阪ホロスコープ講座は4月29日(日)、30日(月・祝)。 詳しくは、http://tsubobo.com/contact.html

本サイトは http://tsubobo.com ホロスコープを読もう、学ぼうというサイトです。

恋愛

「逃げ恥」のような恋愛が流行っているんですよ

先日、知り合いの結婚式に出たら、新婦の親戚が家族で「恋ダンス」を踊っていた。
最初は小学生、幼稚園くらいの女の子、男の子の子供3人が踊っていていた。が、2フレーズ目から、40代くらいのお父さんとお母さんも加わった。そのお父さんとお母さんは、2人ともしゃれっ気の無い眼鏡をかけていて、いかにも真面目そうな人だった。5人ともフォーマルな格好していて、娘さんはかわいらしいドレス。ぎこちなく踊っている5人の姿は、幸せそうな家族そのものだった。
この「恋ダンス」というのは、誰が踊っても恥ずかしいということのない、懐の大きな点も受けているのだろう。

「逃げるは恥だが役に立つ」というドラマがどんどん視聴率を上げていって、話題となっているが・・・私もあのドラマを少し見ていて、星占い師として、なるほど、こういうことかと思い当たるふしがあった。

前回のブログで、運気の追い風や適職の成功の度合いも社会環境や時代によって変わってくることを話させてもらった。実は恋愛の形も最近変わってきているのだなぁとつくづく思うことがよくある。
「逃げ恥」の内容を簡単に話せば・・・彼女いない歴35年の35歳の男性が、恋愛することなく、事務的に契約結婚というもので、ある若い女性と一緒に暮らすことになり・・・だんだんと恋愛するようになるのだが・・・というもの。ムズキュンという初恋に似た感情もさることながら、熱い恋愛は避けるけれど、結婚はするというスタンスが受けているようだ。いい意味での草食系の恋愛ドラマとも言えるかな。

恋愛の相性診断については、「愛の鉄板法則」シリーズで、いくつかのパターンを説明させてもらった。エロ星(金星♀×火星♂)ができると、ときめいて燃えやすくなるとかね。
その中で、くされ縁は、吉角にしろ、凶角にしろ、グランドトライン(正三角形)やTスクエア、グランドクロス(十字架)など強いアスペクトによって生じると話した。くされ縁とは平たく言えば、がっちりとした離れにくくなる、付き合いが長くなる関係のことだ。

その逆はどういう関係になるか?

凶角ばかりでは、そもそも嫌な相手なので、友人になることはない。だいたいそんな人の生年月日も知らないし、知りたいとも思わない。そこそこの吉角の相手ならば、まぁ、そこそこ気の合う仲間といった感じだろう。

では、相性鑑定で吉角も凶角もほとんど無い相手とはどんな人か?

中学や高校時代に、クラスに終業式までほとんど話をしなかった男子って、いませんでした?
(あなたが男性なら、女子)
まぁ、職場にもそれくらい無関心な同僚がいることでしょうけど・・・。

そういう人との相性鑑定してみると分かるのだが、吉角、凶角ともにほとんどできない、もしくはゆるいもの、弱いアスペクトしかできなかったり。
共感して盛り上がることもなく、ケンカするわけでもなく、ただそこにいるだけといった人たち。空気のようと言えば、そうとも言える関係。

そんな人たちとはあまり深く関わることが無いだろうと思っていたが・・・鑑定していると、最近は、こういった関係が恋愛になっていたりする。

どういうことか?

クラスの中で、ほとんど口をきくことがなかったような相手というのは、・・・逆に言えば、“人畜無害”ということ。また“干渉し合わない”関係でもあるのだ。
私もどうしてだろう?と思っていたのだが、この“無害”というのと、“空気のような存在”という男女の関係が、今どきは居心地良いようなのだ。

鑑定していて、相談者の彼氏との相性を診てのだが、・・・エロ星(金星♀×火星♂)や恋愛星(金星♀×木星♃の吉角)、一目ぼれ星(金星♀×天王星♅)・・・といった恋愛につながる星並びが無く、あってもそれほど強いものではなく・・・“この人のどこに惹かれているのですか?”って、私が逆に訊いたりする。
すると、

「この人に男性的な魅力とは、感じたことがほとんど無いですね。」
「一緒に居ても、話はあまり盛り上がらないです。」
「あまり気に掛からず、楽にいられます。」

といった答えが返ってくる。

倦怠期を過ぎた夫婦ならともかく、これが結婚前の、同棲中のカップルだったりするのだ。
彼女、彼らが求めているのは、熱い恋愛ではなく、人畜無害、互いに干渉し過ぎないということ。行き過ぎた恋愛というか、男女が一緒になると、DVやストーカーといった問題が出てくることもある。自分が被害者にしろ、加害者にしろ、DVやストーカーというような関係は避けたい。
さらに財運を落とすような相手では困る。
つまり、相手には“無害”であって欲しい。
これが恋愛において、最優先されるということだ。

一方、熱く燃えるような恋愛も嫌ということであろう。燃えるような恋愛は、見方を変えれば、しつこい、ねちっこい、暑苦しい恋愛でもあるわけだから。あまり気を取られたり、干渉されるのが嫌なのだ。
というわけで、むしろ、互いにある程度、クール、“無関心”であって欲しいというようなスタイルの恋愛観ができてしまっているということだろう。

こういう相性の、運気的にも淡白な恋愛を求める傾向は、前から再婚の人には時々見られた。
最初の結婚が熱い恋愛で始まったのだが、その後、いろいろと苦労して・・・だから、2度目は落ち着いた生活のできる相手が良いと・・・。
そういう相談者の相性鑑定をすると、やはり“どこに恋心があるのだろう”というような関係だったりする。私は、“死ぬまで独りでいるのは淋しいから、ともに歩む人が欲しいということだろう”と理解していた。それはそれでよく分かる心境だった。

でも今は、普通に若い人たちが、吉角も凶角もない“同じクラスでもほとんど口をきかなった”淡白な存在感の相手との恋愛を最初から求めるようになっているのだ。

そもそも各種研究所が発表しているデータを見れば、若い人たちが彼氏、彼女を作らなくなってきている傾向が鮮明になっている。かつて“彼女いない歴○○年”とか“SEXの経験なし”というのは、恥ずかしくて、堂々と人には言えなかったものだ。

もう少し俯瞰してみると、・・・西洋占星術は2500年以上の歴史がある。
結婚するのに、恋愛をして、広く自由に相手を求められるようになったのは、戦後の、しかも1960年代以降だろう。戦前、戦中を舞台にしたアニメ映画「この世界の片隅に」の主人公すずも相手をほとんど知らずにお見合いで恋愛無く結婚している。結婚した後に恋愛をしているが。私の親の世代も、映画などで“自由恋愛”を夢見ながらも、実際にはお見合い結婚している。
明治や大正時代になれば、それこそ、家同士のバランスや付き合いなんかも大いに影響したろうし・・・よくよく考えれば、自由に恋愛して自分で相手を決められた時代は、歴史的にはずいぶんと短い期間だった。

となると、“自由に恋をして結婚する”というのは、1つの流行だったのではないかと思われてくる。

街に流れるクリスマスソングは不思議と、今だにワム!(Wham!)や山下達郎といった20~30年前の曲だったりする。
もしかしたら、“自由恋愛をして結婚”は、日本のバブル時代前後に刷り込まれた幻想ではなかろうか。
実は、それほど多くの人間が、“激しく自由恋愛をして結婚”ということを性格的にも運気的にもできないのではないかと思ったりもする。
今、若い人たちが“恋愛が面倒くさい”と素直に言っていたりするが、実は昔からそういった人たちが結構いたのだろう。ただ、周囲の雰囲気で言いづらかっただけでなかったのかな。だから“夫婦は共同経営責任者”という言葉にも強く共感されているのだろう。世を生き抜くための戦友みたいなものだと。

鑑定していて思うのは、今は30代後半で結婚相手が上手く見つけられず、結局、結婚相談所や婚活にいそしむ人たちが多いということだ。前に働いていた会社の同僚は、結婚相談所に登録することが恥ずかしいと考えていたが、今思えば、それこそ“広く自由に恋愛して自分で相手を探すのが、本来の結婚”という呪縛にかかっていたのだろう。日本人の歴史全体でみれば、お見合いなど、周囲の世話によって結婚してきた歴史の方がはるかに長いわけであるから、元に戻りつつあるだけなのかもしれない。夫婦は共同経営責任者という言葉に共感すること自体、恋愛よりも生活を共に営んでいくことを重視しているわけで。
戦後、もしくは明治維新以降、多くの文化が西洋から入ってきたが、どうも、多くの日本人はフランス人やラテン系のような恋愛スタイルはいつまで経ってもなかなかマスターできないようで。そうありたいとは願っているんだけどね。

で、“周囲に世話をされて結婚”というシステムが、多くの人が地元を離れたり、地縁が無くなったりといったこともあって崩れてしまい・・・結婚できずに困っている人が多くでてきたと。そもそも実は恋愛を楽しめる民族でもないし、みたいな。

十年ほど前に、携帯のメールなどで若者たちが好きな相手に告白していることを知った時は、なんて時代が来たんだと感心したことがあった。だって、私の高校時代は、電話か、直接面と向かってデートに誘っていたわけで、そりゃ、誘おうと思った前の晩から心臓がバクバクさせていたわけですよ。電話だと相手の親がまず出るわけで・・・。それが、時間を考えず、携帯のメールで直接デートに誘って・・・なんて、ずいぶんお手軽になったものだなぁと。

ところが、そんな手軽さが裏目に出て、SNS時代になって、告白すると、あっという間に仲間に知れ渡るようになった。まぁ、告白したことを知っているのは、告白された相手だけのはずで。その告白された人が、友人に話したりするんでしょうね。するとその友人がアップしてしまうと。
まぁ、告白して上手く行けばいいけど、告白された側は“私、○○君にデートに誘われちゃったけど、・・・”なんていうのは、周囲から見れば1つの勲章になろうけど、・・・断られた側は・・・周囲にバレバレでは、恥ずかして恥ずかして。振られた経験の少ない者にとっては、相当なトラウマになることだろう。
そんな情報拡散の時代になったせいで、若者たちは告白もしづらくなったようで。

本当は、ラテン系のように自由恋愛も平気でできる恋多きタイプ、恋には憧れるけど腰重いタイプ、恋にはほとんど関心無いけれど一人では生きていけないタイプが、どの時代にも同じような割合でいて、ただそれが商業メディアも含めた社会環境、教育、倫理観によってなんとなく恋愛スタイルの風潮に流されているだけではないのかな。まるでファッションのように。

熱い恋愛なんていうものは、本来、熱愛体質の人間だけができて、それ以外の人間はそこそこの恋愛で十分なのかもしれない。ただ、“○○のような恋愛が素敵だ”と小説やドラマ、演劇などのメディアに刷り込まれて、皆が同じような恋愛を目指すようにさせてられているとか。

90年代はトレンディードラマでね、熱い恋愛がもてはやされてね・・・でも、現実にはそんなドラマの主人公に皆がなれるはずがなく、で、今は「逃げ恥」のような恋愛になっていると。まぁ、それはそれで偏っているのかもしれないけど。


となると、星占いの鑑定も昭和の恋愛観でアドバイスしてはならないわけ。
昭和の恋愛観で書かれた西洋占星術の本を鵜呑みにしていては、「逃げ恥」のような恋愛は理解不能で、脳みそがフリーズしてしまう。

時代によって変わる社会環境に合わせて、西洋占星術の鑑定法も変わるということですよ。
その時代の価値観とか恋愛観に対して、敏感になっていないといけない。

だから最近は、相性鑑定でも・・・

「相手にあんまり好きといった感情が無いよね。第一印象も弱かった。熱い気持ちも湧かない。
 人畜無害で、執着心も無いし、存在感がない。
 いいねぇ~“逃げ恥”みたいで。」

と言ったりもする。

この“逃げ恥みたい”という言葉に良い印象があるから、・・・これはこれで伝わりやすくなったな。

愛の鉄板法則⑩  愛情星

もう今回で、この「愛の鉄板法則」は10回目を迎えるわよ。
自分がどんな恋をしたいのか、考えるようになったんじゃない?
おしゃべりの盛り上がる恋なのか、エロティックな恋なのか、華やかな恋のか・・・。

でもね、星占いを少し勉強すれば、すぐに知ってしまうのだけれど、本当に愛情運の良い星並びは金星♀と木星♃のアスペクトと言われるのよね。恋愛を占う上では、定番よ。もっとも愛情運に関してはベーシックなのよ。
金星♀は“ 愛 ”、木星♃は“ 拡大 ”。つまりこの星並びは、“ 愛がだんだん膨らむ ”という意味。
“ 愛情星 ”と呼ばせてもらうことにするわ。

えっ、どうして、これをもっと早く言ってくれなかったかって?

あらあら、そんな悔しそうな目をしないでよ。ゆっくり説明するけど、この星回りは、ラブな星回りなんだけど、意外にインパクトが少ないのよ。そもそも“愛ってな~に?”みたいなね。だから、あんたのような俗なゲス女では気付かないものだったりするのよね。

まずは、その人が生まれつき、この愛情星(金星♀×木星♃の吉角、60度、120度、0度)を持っていたら、どうなるか?
その人は人気運があるわね。
例えば、下のサイトなどでホロスコープチャートを作ってみてよ。シングルチャートね。
http://www.m-ac.com/pages/setting_j.php
「ハウス無し」でいいわよ。生まれ時間が分からない時は、適当に12:00としておいて。

そうね、私が鑑定していても、60%ぐらいの人は外見がいいわね。残りの30%はおしゃべりが上手とかね。さらに残り10%は、おじさんとか、犬とかに人気とかね。犬に人気って、変かしら?
まあ、とにかく惹きつける力があるわけよ。魅力があるってこと。
だから、私は、この金星♀×木星♃の吉角を個人のシングルチャートを診る時は、“ 人気星 ”とも呼んでいるわ。
え、外見が良いって、誰が決めたって? 
あら、私の好みじゃないわよ。
私が鑑定した時に、“彼氏、人気星をもっているけど、どう?” って訊くと、“ かっこいいので、モテます ”なんて言葉がよく戻ってくるのよね。まぁ、その言葉を信じてのことよ。
ただし、注意してもらいたいのは、この星並びを持っていても、太陽☉×土星♄など、ブレーキを掛けてしまうような星があると、抑えられてしまってね、引っ込み思案になって、それほど人気があるとは言えなくなることがあるわねぇ。あと、口げんか星とかでね、人気運が無くなる人もいるわねぇ・・・。
とは言っても、狙っている彼が、この星を持っていたら、ライバルは多いかもね・・・。
このシングルチャートの話で、“ 愛情星 ”のイメージが少しできたかしらね?

次にこの“ 愛情星 ”(金星♀×木星♃の吉角)が、時期の運気を診るダブルチャートでできるとどうなるか?
これがね、モテ期になるわけよ。
では、また同じく下のサイトなどで、ダブルチャートのホロスコープを作ってみてよ。
http://www.m-ac.com/pages/doubleset_j.php
外円は「現在時間」をクリックしてね。
そこでできた二重円で、自分の金星♀と現在の木星♃か、自分の木星♃と現在の金星♀が吉角(60度、120度、0度)で“ 愛情星 ”形成していれば、恋愛にはいい時期となるわけ。影響があるのは、60度、120度、0度でジャスト、ぴったり重なる時。誤差の許容範囲として、その前後5度くらいまでは力が働くと考えてくれていいわ。
どう? あるかしら?
特に0度ならば、強く出るのよね。
ただ、現行の金星は動きが速いので、自分の木星♃と現行の金星♀が0度で重なっていても、早いと1週間ぐらいしか期間がなかったりする。(逆行してくれれば、1か月ぐらいになる時もあるけど。)
だから、望ましいのは、自分の金星♀と現行の木星♃が0度で重なる時ね。
木星♃は太陽系を1周12年かけて回る星だから金星よりずっと期間が長くなるわ。しかもホロスコープ上では逆行もする。だから短ければ2か月ぐらいしか期間がないけど、長ければ、8か月ぐらい続くときもあるのよ。
この“ 愛情星 ”で恋愛運が高まるのだけれど、男女の交流が増える時と考えてもらえるといいわ。
出会いの機会が増えるのよ。合コンの誘いが増えたり、お見合いをやることになったり・・・。
言ってみれば、普段イワナしかいないような川に、その時期になるとサケが群れを成して、どっと川を上ってくるのよ。
質問に多いのは、“ その時期に出会った男性とは幸せになるのでしょうか? ”というものだけれど、そう美味い話にはいかないわよ。出会いの数は増えても玉石混合なのよ。だから、一番のいい方法としては、これは!と思う男性と出会ったら、次々に相性を鑑定していくことね。まぁ、その必要もなく、一人に絞れるのなら、その方が良いだけれどね。
鑑定していて、面白かった事例としては、50代の独身の女性なんだけど、自分の金星♀と現行の木星♃が重なり、7年ぶりにお見合いすることになったんだけど、その月は3回もお見合いしたんだって。
ある40代の女性美容師さんは、もう結婚もしていて、中学生の息子さんがいて、ラブラブで円満な家庭なんだけど、ある時期、恋に悩むお客さんが男女問わずやたらと多かったそうよ。それで、星を診たら、自分の金星♀と現行の木星♃が重なっていてね・・・“ 愛情星 ”ができて、どうもその美容師さん自身に“ 出会い ”を増やしているようだけど・・・。それで、あまり恋愛の悩みに話し込んでばかりで仕事にならないから、いつ終わるのかしら?という話があってね。その重なりが終わる頃、“ ゴールデンウィークを過ぎれば、そういった現象は無くなりますよ。 ”って伝えたら、本当にそういうお客さんがぱったり来なくなったんだって。まぁ、彼女自身のある意味“ モテ期 ”が終わったというわけね。
さらにアドバイスするなら、この愛情星がより強い形で形成される時ね。その一つが“ W(ダブル)愛情星 ”ね。金星♀×木星♃の吉角が2組できることよ。昔、まだ私がサラリーマンをしていた頃、後輩に“ 彼氏いない歴20数年 ”という女性がいたけど、さすがに、このW愛情星の時には、彼氏ができたもんね。あと、“ 愛情星グランドトライン ”ね。金星♀×木星♃と太陽☉、天王星♅などで、正三角形を作る形ね。特に、金星♀×木星♃×冥王星♇では、“ミリオネア愛情星グランドトライン”となるわね。なんだか、豪勢に聞こえるけど、実際にゴージャスなモテ方をするんでしょうね。金星♀×木星♃×海王星♆で、“ バブル愛情星グランドトライン ”とかね。これは実力以上にモテるということよ。鑑定していて、過去にこの“ バブル愛情星グランドトライン ”ができた人が数人いたけど、やっぱり“ あの頃は本当にモテました! ”って目をキラキラさせるものね。一生の記憶に残るほどにモテる時なのよ。

そんな風に、人気、恋愛をもたらす“ 愛情星 ”なんだけど、これがパートナーとできると、はてさてどうなるか?
そりゃ、ラブラブになるわけよ。
ということで、相性鑑定ね。
ダブルチャートで内円に自分の生年月日、外円に相手の生年月日を入れてみてよ。
生まれた時間が分からなければ、出生時間は12:00としておいて。それで、0度、120度、60度の吉角ができれば、この“ 愛情星 ”ができているというわけよ。力の強いものの順に、0度、120度、60度ね。
上にあるように、“W愛情星”とか、他の星を交えての、グランドトライン(正三角形)なら尚いいわよ。

でもねぇ・・・。
ラブラブで愛情運がいいというけれど、エロ星(金星♀と火星♂)や一目惚れ星(金星♀と天王星)なんかでも、いわゆる“ 恋愛 ”には良い訳よ。
どこか違うかというと、この金星♀×木星♃吉角の“ 愛情星 ”を持つと、リラックスした自然体のカップルになるのよ。だんだん愛が膨らむと書いたけど、ゆっくりと愛を育む感じになるわけよね・・・。
だけどねぇ・・・。
この金星♀×木星♃の吉角の“愛情星”は、第一印象が弱いのよ。愛情がだんだん大きくなるってことは、最初は小さかったりするわけよね。
それに、この愛情星は、一見 “ 普通 ”の愛なのよ。だから惹きつけ力は、むしろ“ エロ星 ”(金星♀×火星♂)の方がよっぽど強い。恋に火をつけるスイッチを点けるなら、エロ星の方が抜群にいいわ。
いわゆる“ ときめき ”っていうのはエロ星なのよ。稲妻が落ちるというかね、目がハートになるというか、瞳の中に炎ができてしまうというか・・・。若い人はこちらの方が、結婚につながってしまうことがよくあるわね。
“愛情星”は惹きつけ力がそれほど強くないのよ。なんとなく気が合うのだけれど、見逃してしまうことも多々あるくらいなのよ。ゆっくり愛が育まれていくから、本当は末永く付き合うにはとても良い星並びなんだけど・・・。
一方、エロ星は実は、熱しやすく、冷めやすい恋愛でもあるのよね。ときめきは長くは続かないということよ。
だから、エロ星と愛情星の両方があると、スタートも良く、しかも長続きする星なのよ。
残念ながら、恋愛において重要な星なんだけど、存在感というか、実感があまりないのよね。
愛情星の相性を持つと、家族のような温かい愛情に恵まれ、家族っぽくいられるのだけど・・・そうね、家族の愛情って、空気みたいなものだからね。
一番大事なものに限って、目立たないってさ・・・よくある話よね。

鑑定していてね、2人の男性のうち、どちらを選べばいいのか、分からないというの相談がよくあるのよね。
この間のお客さんはね、一方は 全体的に診て 堅実になる星並び、一方は 全体的に診て 現実感のない夢見心地になるような星並び。
その女性は、堅実になる星並びの男性と恋愛をしていて、お互いの家族とも挨拶して、家を建てるところまで話を進めていったんだけど・・・でも結局は、夢心地にさせてくれる男性が現れて、そちらに行ってしまったのよね。
相性鑑定では、互いに化学反応のようにまったく別物に変化させてしまうから、周囲からはその恋愛の形が見えにくいものだったりする。でも本人は直観で、なんとなく財運の安定する相手とか、ときめく相手とかが分かったりする。悩み抜くが、答えが出ない。で、私が相性鑑定すると、その通りだったりして、でも、私もどちらにしなさいとは答えられない時が多い・・・だって、どんな男性との相性を選ぶかは、その女性の置かれている境遇や、経験値、価値観、求めているものによって違ってくるのよね。
一般的な幸せではない方を求めてしまうことも多々あるしね。
だから、堅実な生活を送れる相手を選ぶとは限らない。
そういう、金、セックス、ときめき、コミュニケーションといった項目的な次元で男性を物色している人たちには、この金星♀×木星♃の吉角、“ 愛情星 ”の効力というものは眼中にないのかもしれない。財運が良くなるわけでなく、興奮するわけではなく、セクシー、官能的になるわけでなく、セレブになるわけでなく、話が盛り上がるわけでなく・・・、つまりね、その“ 一緒にいると家族のような温かい気持ちになる ”というのは、訴える力が弱いものなのよ。もしかしたら、そんな愛情は、自然とおまけのように付いてくるものだと思われているのかもしれない。
そうよね、結婚相談所で、趣味とか、年収とか、職業とか、性格のようなものは分析するけど、二人で一緒にいると家族っぽくいられるというのは、項目に無いだろうからね。
求めて得られるものではない、と思われているのかもしれないね。

“ 二人で一緒にいると家族っぽくいられる ”ということは、“ 仲良くいられる ”ということでしょ。

もちろん、この星回りが無くても、“ 仲良くしているわよ ”って言うカップルもいるわよね。
趣味が合えば、いわゆる“ 仲良く ”いられるものね。
この“ 仲良く ”っていう言葉も、幅広いし、あいまいさもあって、つかみどころがないからね。
そう愛情というものはつかみどころが無いものなのだろうね。

ああ、やっぱりこの金星♀×木星♃の吉角の“ 愛情星 ”は、現象が説明しにくいわ。西洋占星術の中では、最も恋愛のベーシックな星並びとされているのにね。

え? でも、なんとなく分かってくれた?
そう“ なんとなく ”ね。
恋愛にとって、最もベーシックな星並びといわれるこの“ 愛情星 ”を他の星並びより後に説明したかったのは、他の星並びと比較してでしか、その現象の出方を説明できないのよ。愛情に関して、消去法に近い説明の仕方かな。
相性鑑定においては、この“ 愛情星 ”は有った方がいい。
でも、有ったからどうだ、という説明に説得力がない。
家族のような温かい愛情というのものは、それを持っている者には、その 有り難み が見えなくなるし、持っていない者にはまったく見当のつかないものだからね。
あなたは、覚えているかしらねぇ? 温かみというもの。

恋愛にとって、最も重要でベーシックと呼ばれる“ 愛情星 ”はそんなものなのよ。

おとめ女子とおっさん女子  あなたの恋愛体質は?

11月上旬に大阪での鑑定は、好評で、連日忙しいスケジュールとなっていた。

ある日、少々遅れそうになっていたので、早歩きで約束の場所に向かった。


私はたいていはカフェで行う。男女の話などもあるので、なるべく周囲の人たちに話が聞こえないような、席と席の間の広いお店を選ぶ。大阪での鑑定は始めてだったので、このお店選びが大変だったのだ。アウェイな環境で、あまり情報が無かったのだ。休日の梅田駅周辺が原宿並みに混雑するとは知らなかったのだ。だって、大阪には、難波とか他にも人が集まる賑やかな場所が複数あるからね。


約束の時間近くに、ホテルに併設のカフェに着くと、私と同じくらいの年齢の女性が入り口近くに立っていた。

「お待ちしていました」と明るく上品な口調で言われた。急いでいた私は、ほっと安心をしたのだった。


ホテルのロビーは中国人旅行者でごったがえしていて、騒がしかった。カフェの中も混雑していた。

「カウンターの席しか取れなかったですけど、よろしいですか。」

私はさらに驚いた。席まで先に取っておいてくれたのだ。そんなことは、鑑定していて、まず無かったことだった。


で、案内されると、別の若い女性が席に着いていた。

あれ? 2人での鑑定だったかな? 

すると、最初の年配の方の女性が「こちら、京本政樹さんです」と私を紹介した。

もちろん、ボケである。大阪人はボケないとあかんとは聞いていたが、京本政樹さんというボケにその女性の年齢を感じた。

それにしても、これから私が鑑定するのに、こんなボケが必要なのかな?・・・とは思った。

紹介された後、年配の女性の方はにっこりと笑顔を作り、お二人でどうぞ、という雰囲気を示唆しつつ、去ってしまった。

すると、若い女性は緊張した面持ちで、熊谷さんですか? と尋ねてくる。

熊谷さんって誰ですか?

そして、その女性の名前を訊いてみると、約束していた方と違う名前だった。お互い驚きが隠せない。

「えっ????」

私はダブルブッキングしたのではないかと、焦ってしまっていたが、何度か確認し合って、これは完全に人違いだと互いに気づいた。

私はカフェの入口に戻り、先ほどと同じように立っていた年配の女性に、私は別人であることを伝えた。

お互いに笑い合い、偶然、待ち合わせ場所と時間が一緒で・・・どうも、私の雰囲気がその来る予定の男性に似ていたのだろう。

それにしても、その年配の女性の喋り口調、メイクの感じなどがこなれていて・・・そんなことより、私自身は本当の待ち合わせの鑑定者と会わねばならなかったので、その場では、あまりに気に留めている余裕が無かった。


無事、その日の鑑定も終わり、後になって、この出来事を振り返ると、

どうも、若い女性の初々しい緊張感といい、段取りの良さといい、・・・これは新手の街コン、もしくは単純に一対一のお見合いではないかという気がしてきた。

年配の女性はカフェの入口に立って待っていて、男性を女性の隣りの席まで案内し、一定時間が経ったら、別の男性がやってくるのだろうか。数が多いから、顔などはあまりしっかり覚えていないのだろうし、名前に関しても・・・適当なのかもしれない。


結婚願望の男女を相手にしたビジネス、サービスは時代とともに変化していく、というか、変化していかないと生き残れないのだろう。

一方で、常に新しいお客さんが出てくるので、お客さんには困らないのだろうなぁ。なんてね。



そんなことで、今回はクリスマスも近いし、恋愛に関わる星の読み方をお話ししましょう。


10個の星のうち、月、金星、海王星のことを私は女性星と呼んでいる。これら3つの星は女性らしさに関わるものを司っている。

月は心。

金星は快楽や恋愛、美。

海王星は感性、感情。


この3つの星に、本人を表す太陽も加えて、4つの星がアスペクトを作っていると、女性らしさというか、乙女チックさが出てくるのである。

細かく言えば、月、金星、海王星は、心、美、感情と関わっているものが違っているのであるが、実際に目に見えるもの、現象としては、ほぼ同じようなものである。心も感情も美的センスも、早い話、女性らしくなるということである。この繊細な印象は心の月の影響、この細やかさは感情の海王星の影響などと区別をすることは実際の生活の中では無理なのである。

太陽も加えての4つの星うち、2つの星が吉角(0度、120度、60度、30度)を形成していれば、乙女というか、お姫さまというような性格面が出てくるのである。女性ならば、女性らしさがあって当然と思われるだろう。しかし、その乙女度が強くなっており、その現象としては、30代半ばになっても、少女マンガを読んでいる、とか、宝塚ファンとか、ペットを飼っているなどということがある。

男性でも、この乙女のアスペクトを持っていると、ぬいぐるみを集めるのが趣味だったりする。

以前、ある男性相談者の父親にこの乙女な星並びがあった時、

「えっ? うちの親父がですか? うちの親父は田舎で農業していて、もう70歳近い、いいじいさんですよ」

と驚いたが、

「そういえば・・・」

と言って、その親父さんが、昔、家の垣根の木をすべて、バラにしてしまったことを話し始めた。いろんな種類、色のバラが植えられ、春から秋にかけて、さまざまなバラの花が咲き誇るというのだ。しかも門の部分がアーチになっていて、ひらひらと真っ赤な花びらが風に舞うという。

それを見ながら、農家の親父さんは、お茶をたしなむのだそうだ。

乙女な星並びを持つと、とてもロマンチックな、おフランスな、ベルサイユな趣味嗜好が出て来たりするのである。


ただし、乙女な星なので、繊細さが出てくる。私は前にこのブログで未婚星と紹介したこともあるが、とても恋愛に対して臆病になるのだ。慎重になる、というか、重大に考え過ぎる傾向が出てくる。それ故、婚姻届という一枚の役所に提出する紙が地球と同じくらいに重いものになってしまうのだ。

だから、愛の告白というものがとてつもなく苦手なのである。ラブや恋愛といったものに深く、重く憧れ、崇拝しているからこそである。

面白いことに、この乙女な星並びを持つ男性にも言えることで、30代半ばになっても、本命の女性と2人きりになると、がくがく震えて、手に汗握るような人になってしまう。もちろん、デートに誘うなんて、清水の舞台からダイビングするほどの至難の技なのである。

だが、男性の場合、外見がそうは見えないことが多い。というのも、乙女な星なので、女性的な感覚を持っており、清潔感があり、おしゃれさんが多い。流行のお店にも詳しかったりする。女性の気持ちをよく理解できるので、女性の多い職場で活躍していたりする。だから、女性の友達は多かったりするのだ。


乙女な星を持つ男性の相談ごとには、本命の女性にアタックできないというものがほとんどだ。

だから、私が彼らにアドバイスする言葉は、


「相手を好きになる前に親しい友達になりなさい。好きになったら、あなたはびびってしまって、口がきけなくなってなります。だから、好きになってはいけないのです。自分はこの子が好きじゃないのだとだましだまし、距離を近づけていき、気が付いたら、彼女になっていたという形にしなさい。」


となる。


乙女の星を持つ女性の場合は、まず普段は恋愛にはほど遠くなってしまう。少女マンガの世界に生きるような乙女なので、本当は恋をしたくてたまらないのであるが、どうにも怖くて動けないのである。

でも、木星と金星が吉角を形成する時など、出会いのチャンスが増える時がある。その時ばかりはさすがに動かないともったいない。


だから、私が彼女らにアドバイスする言葉は、


「例えばね、いつもイワナしかいない川に、秋になると、サケがいっぱい上がってくるのよ。でもね、クマさんは、それを見ているだけでは食べられないのよ。サケは口の中にまでは入って来てくれないからね。だから、クマさんは、冷たい川に入って、爪を立てて、がっつりサケを捉えなきゃダメなのよ。うりゃ~~ってね。」


となる。


で、乙女の星を持つ女性はどんな恋愛観を持っているかというと、実にロマンチック過ぎまして、白タイツを履いた白馬の王子さまが現れるのを待っている。

もちろん、白タイツを履いた白馬の王子さまは絵本の世界の話である。あくまでイメージのたとえである。

で、鑑定していて、分かってきたのだが、この王子さまを現代の日本に置き換えると、ミュージシャン、音楽家、アーティストといったものになるようだ。私が昔やっていた画家も入っているらしい。

この部分を読んで、思わず、口を手で押さえてしまうほど、心当たりのある女性も多いのではなかろうか。


でも、さらに現実は厳しく、実際にそれらの王子さまを待っていても、出会えるとは限らない。

となると、どうなるかというと・・・・。

乙女なお姫さまは、か弱く、守られていないと生きていけない人種である。その癖、雨に濡れた子犬などを見ると、助けてあげたいと思う人種でもあるのだ。よく言えば、博愛精神である。

この守ってあげたいという気持ちがクセもので、弱いものに対する同情心が出てきて、それが恋愛感情になってしまうというパターンに陥ってしまう。

いわゆるダメんずウォーカーである。あまり働かないような男性に対し、ついつい私がこの人を立派な男性に変えてみせるなんて少女マンガのヒロイン気取りに頑張ってしまうのだ。で、結局はそれが果たせず、挫折感を持ちながら、破局に至ると。

中には、薬物依存症の彼を変えようと、努力したけど・・・、その人は、結婚して、子供も2人作ったけど、結局、離婚してしまっていたんですけどね。もうすぐ50歳の人で、アメリカに住んでいらっしゃる人ですけど。

特に厄介なのは、“白馬の王子さまのようなダメんず” である。現代で言うならば、売れないミュージシャンと言いましょうか。

乙女な女子は夢見る夢子さんなのでね。自らの夢にずっぽりはまってしまって、現実が見えなくなるのですよ。


これは、女性だけでなく、男性でも乙女な星並びを持っていると、同じ傾向が出て来てしまいます。困っている女性に弱いのです。俺が守ってやるよとダメんずの女性に引っ掛かってしまう話は多々あります。先日、鑑定した男性も、前の妻とはそんな感じだったと遠くに視線を向けていましたね。

逆に言えば、乙女な男子を狙っている女性は、とどめを刺すには、弱っているふり、困っているふりということですかね。

ただし、女性にしろ、男性にしろ、乙女な星によるダメんず好みは、治っていきます。人間はバカではないので、痛い目に遭うと、懲りて、その欠点を直していきます。だから、おとめ女子が言うのは「結婚前はダメんずだった」とか、「20代はダメんずだった」とか過去形の悟りですね。


また、乙女な星並びを持っていると、どんなに体力が優れていても、スポーツで活躍することが難しかったりします。だって、優し過ぎるんだもん。人を蹴落とすことができない。だから、対面するような、剣道とか、卓球とか、相撲とかでは、相手の気迫に押されてしまう。もしくは、もし自分が勝ったら、この人はどうなるのだろうというような想像で、闘志が削がれてしまったりする。実力が出せないのだ。「ピンポン」という映画の月本くんのような現象ですね。

レギュラー争いの場面でも、ついつい譲ってしまうようなところがあるようです。


3つの女性星、月、金星、海王星と、太陽を合わせてた4つの星の星が “凶角” を形成していると、同じ乙女でも、女性面の悪いところが出てくるのですね。

上の書いた4つの星が吉角を形成している乙女たちと区別するため、こちらの凶角を形成している人たちのことをここでは、便宜的に裏乙女と呼ぶことしましょう。

イメージとしては、お姫さまがお花を摘んでいると、蝶々が飛んでくる。すると、お姫さまはお花を摘むのをで止めて、蝶々を追いかけ出す。そして、蝶々を追いかけているうちに、池にあひるがいるのを見つけると、蝶々を追いかけるを止めて、あひるの方に行ってしまう。という具合である。

つまり心がころころと、自分の興味のある方に変わっていってしまう。そしてこの追いかけている “ 途中で ” 止めるというところが特に悪い癖なのである。何事においても、完成にまで至ることがなくなってしまうのだ。


だから、恋愛においても、ふらつき気味になる。つまり、恋愛経験が増える傾向にある。


裏乙女の女性たちにとって、婚姻届や婚姻届なんて、ただの紙切れ。

だから、結婚や離婚なんて、ただのイベントにしか思っていないから、裏乙女たちは気楽に実行してしまう。その辺りが上に書いた乙女な女性たちと違う。結果的に離婚の確率や数が増えてしまうのだな。だから、前のブログでは、離婚星という名前で紹介している。注:ただし、必ずしも離婚するというわけではない。ラブラブな結婚生活を続けている人も多い。

裏乙女たちは、心がふらふらしやすいので、放浪癖があったりする。そのスケールのは人によって違うが、ふらりと家族に告げることなく、台湾あたりへ旅してしまう人もいれば、近所のスーパー銭湯程度だったりすることもある。そんな面が仕事に出ると、転職歴の多くなったりする。


私が、以前、乙女な女子を未婚星、裏乙女たちを離婚星と名付けたら、「離婚星の人たちが可哀想」という声があったが、実際に、未婚星と離婚星の人たちに会ってみると、苦悩しているのは、未婚星の人たちの方である。

告白できず、好きな人に近づけず、悩んでいて、40歳近くになって、もしくは40歳を越えても、結婚できないことが人生最大の悩みになっていたりする。一方、離婚星、裏乙女の女性たちは、離婚を繰り返し、バツがいくつ付こうとも、まったく気にいしていない。離婚というものに対して、後ろめたさというものをほとんど感じていないようなのだ。

裏乙女たちはこんな話をしても、「離婚になんで後ろめたさを感じるの?」と思っていて、何の事やら、ちんぷんかんぷんになっている可能性もある。まぁ、確かに離婚は悪いことではないし、それぞれの事情がある。そういう私もバツ1だし、・・・でも、そうはいっても、胸張って言えるものではないと思うのだけれどね。つまり未婚星と離婚星では、未婚星の人たちの方がよっぽど、本人的には可哀想なのである。

以前、ある大学生の鑑定依頼者の妹さんに、この離婚星があった。高校2年生だった。その依頼者のお姉さんに、妹さんは将来離婚を経験するかもしれないと告げるのは酷だったので、「この子は、彼氏をよく作るかもしれないね」と言ったら、そのお姉さんは目を丸くした。ずばり当たっていたのだ。その離婚星を持つ妹さんは、高校2年にして、彼氏が11人目だったのだ。お姉さん曰く、「私ですら、2人目なのに~。」

離婚に対する意識、ハードルの高さは、年齢によって違う。私たちの父母の世代では、離婚星を持っていても、離婚している可能性はぐっと低くなる。でも、現在、40代ぐらいになると、この離婚星を持っていると、結構、バツを持っていたりする。上にも書いたが、必ずしも離婚するわけではない。


女性星(月、金星、海王星)に対し、火星は男性の星である。

戦いの星の火星と、太陽が吉角(0度、120度、60度、30度)、凶角(180度、90度)を形成していると、男性っぽくなるのである。

この男性星を持っている女性を鑑定して気付いたのだが、自分のことをおっさんと称している人が多い。もしくは、親から“女を被った男”と言われていたりする。

建築業、運送業など、男性ばかりの職場でも、紅一点で活躍していたりする。性格は男勝りで、姉御肌だったりするのだな。

女性的な性質は弱くなるのだが、火星特有の攻撃的“、“肉体的という意味で、身体的魅力が発達したりする。脚が長い、スタイルが良いとかね。だから、男性星と言いながら、挑発的な奇麗さを持っていたりする。カッコイイと言った方が、しっくりくるだろうか。

便宜上、おっさん女子と呼ぶことにするが、見かけはカッコいい人が多いですよ。

で、男性諸氏に言いたいのだが、このおっさん女子は男性的なので、優柔不断な男が大嫌い。というより、許せない。

お昼に社員食堂で、Aランチにしようか、Bランチにしようか、うじうじ悩んでいるような男に対しては、怒りすら覚えるようである。

だから、自分の狙っている女性が、このおっさん女子ならば、決して細かなことで悩んでいるところを見せてはならない。

前に、このおっさん女子の女性を鑑定した時、その方は経営者であったのだが、彼女が処理している領収書を見て、彼氏がいちいち「これ、どこへ行って来たの?」なんて訊いてきたのを相当に腹立てていた。

まぁ、こういう人は、誰にとってもうっとうしい存在であることには違いないけどね。


以前、おっさん女子の元看護師さんを鑑定したことがあった。たった3年ほどで看護師の仕事を辞めてしまったという。星を見ると、スタミナ、体力もある。資格試験に受かるような知力もある。

しかし・・・

「あなたが看護師を辞めた理由は、優しくないからですよね?」

その女性曰く、看護学校を卒業して、試験にも受かり、念願の看護師になったのだが、どれだけ続けていっても、人を助けたいという気持ちが全く湧かなかったという。むしろ、患者の看護をしていて、なぜ、私があなたを助けなければならないの?という気分になり、自分を看護師として責めていたいというのだ。3年勤めたところで、自分には向かいないことを悟って、辞めたという。

乙女な女子と違い、博愛精神が無いのである。

実は、この方も外見が綺麗な人だったのが、恋愛が長続きしないという。というのも、どうも見かけと内面とのギャップが大き過ぎるようなのだ。だから、最初は男性の方から寄ってくるそうなのだが、そのうちに内面、正体がバレて、引いて行ってしまうという。いつもそのパターンだそうだ。

自分のことをやはり、おっさんと称していた。女を被ったおっさんなのだ。

このおっさん女子の好みは、当然、男らしい男性である。白タイツを履いた王子さまではない。

看護師には、乙女な星も持っていた方がよいのだろう。でも、実は体力が必要だったり、血を見てもびくびくしないような強い性格も備えていなければならないので、おっさん星“も”あった方が向いていたりする。偏見かもしれないが、看護師さんて、煙草をスパスパ吸って、元ヤンキーっぽい人も結構いるしね。



で、ややこしいなのが、乙女な星おっさん星の両方を持っている人の場合である。乙女な星は、月、金星、海王星、太陽のアスペクトのこと。おっさん星は火星と太陽のアスペクトのこと。(火星が、月、金星、海王星とアスペクトを形成していても、結構、おっさんっぽくなりますけどね。)

この人たちを恋の場面で陥落させようとすると、乙女な壁と、おっさんの壁の両方を越えなければならない。逆に言えば、この構造が分かっていないと落とすことができないので、ライバルが少ないとも言える。

繊細な乙女の星と、ガテン系なおっさんの星を持っていれば、表面に出てくるのは、おっさんの方である。それはそうでしょう。繊細さというのは、強く持っていても、力強さの陰に隠れてしまう。だから、第一印象は、男っぽかったりする。

でも、親しい友人は知っていたりしますが、結構、女性らしさを秘めていたりする。

で、こういう人を落とすにはどうすれば良いかと言えば、最初はマッチョに、男性的に攻めていく。イメージとしては、スタローンかシュワルツネッガーか、アントニオ猪木かな。上にも書いたように、決して、優柔不断なうじうじした面を見せてはいけない。ワイルドでなければならないのだ。

そこである程度、仲良くなれるのだが、彼女たちはこれでは落ちない。

まず、おっさんの壁、バリヤーはクリアできるのですが、次に、乙女の壁を越えねばならない。

親しくなったところで、今度は、私が守ってあげたいと母性本能をくすぐるような場面を設けなければなりません。お姫さまは、雨に濡れて、寒さに震える子犬を助けようとする・・・ここが狙い目。弱みを見せるということですね。犬同士の世界で言うならば、相手に腹を見せるということなのある。

ただし、乙女な女子たちは、少女マンガの中に生きる人種なので、汚い子犬は助けません。弱みを見せようと、自分のごみ屋敷ならぬ、ごみ部屋を見せては、ただ見捨てられるだけだからね。

“清潔感”を持って、守ってあげたいと思える弱みを出すということである。


中には逆に、乙女な星の方があまりに強くて、繊細さが表面に出て、男らしさが潜んでしまうこともある。

そんな女子を狙っている男子は、逆に最初は白タイツを履いた王子さまになって、・・・夜は野獣になるかな。



ホロスコープはかくの如く、性格面で攻略作戦に活用できるのである。

さらに「ときめかない星」で書いた、脇が甘くなるタイミング、脇が甘くなる相性などを活用して、・・・手玉に取るのだよ。


あとは度胸だけですよ。


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