星占い師 つぼぼのホロスコープ星占い ブログ部

名古屋鑑定は8月24日(木)からです。 東京ホロスコープ講座10月7日(土)、8日(日) 大阪ホロスコープ講座11月3日(金・祝)、5日(日)に開催決定! 詳しくは本サイトをご覧くださいませ。http://tsubobo.com/contact.html 「星占い師」で検索してもらっても、本サイトがトップに表示されるようになりました。ありがとうございます。

本サイトは http://tsubobo.com アスペクトから学べば、ホロスコープ星占いを楽しく実践的に習得できますよ、と言いたい。自分や他人の性格、運気の流れを読めるようになると、人生が楽になります。

幸運

2018年、赤ちゃんを産むなら この日だ!

最初に事務報告ですが、4月29、30日の大阪ホロスコープ講座はすでに申込みがともに8人以上あり、予定の半分を越えました。思えば、前回の昨年11月はつい前日まで3人だったことを考えれば、えらい成長で、と言いますか、前回評判が良かったので・・・大阪の(おばちゃん?の)口コミ力は大したもんやで、と関心しつつ、感謝であります。
“つぼぼさんの星占いの講座は、そりゃ、おもろいし、分かりやすいし、ええで。だまされたと思うて、あんたもいっぺん行ってみぃ” って感じかしら。

先日、鑑定させてもらったのが、妊婦さんなんですよ。リピーターさんです。
1年以上前に鑑定させてもらって、予定通り結婚し、上手いこと授かったと。今年の夏に出産予定。で、彼女は、無痛分娩という、麻酔で痛みを和らげて出産する方法を選ぼうか悩んでいた。無痛分娩というのは、麻酔で痛みを10分の1ほどに抑えながら、陣痛促進剤を使って計画的に出産させる方法。出産の日が設定できる。出産の日を設定すると言っても、お腹の中の赤ちゃんが十分に育っていないといけないので、だいたい出産予定日近くになる。
で、彼女の場合は出産の日を病院側が提示してきた。
彼女は、その日がいいのか、もしくは自然分娩にして、出産予定日どおりにした方が良いのか、と悩んでいたのだ。
病院の提示した日は、出産予定日、いわゆる40週よりかなり早かった。そうなると、結構、生まれた時のホロスコープが違ってくるのね。
7月中旬が出産予定日なのだが、病院が提示してきた無痛分娩の計画出産日は、実はあまり良くない運気の日で・・・星占い上、やんちゃな子になってしまうのだな。元気に生まれてきてくれれば、それで良いのだろうが、この星並びの子は、ちょっと育てるのに苦労する。元気すぎるのだ。しかも、父親、つまり彼女の夫との相性が良くない。やんちゃな上に、プライドの高い夫とケンカしやすい相性になっている。火星♂×冥王星♇×太陽☉で凶角Tスクエアができてしまう。凶角腕力をぶつけうケンカになってしまうかも。
一方、自然分娩の予定日頃ならば、金星♀×木星♃が吉角120度で人気のある子になる。さらに水星☿×土星♄×天王星♅でグランドトラインも形成される。その水星にはドラゴンヘッドもくっ付いている。頭の良い子になるだろう。母、父とも相性は悪くない。特に母親とはエロ星(金星♀×火星♂の吉角)ができるので、乳離れが遅くなったり、大きくなっても一緒にお風呂に入っていたり、スキンシップを取りたがることだろう。
ただ自然分娩の場合、出産予定日が1週間ぐらいズレることはよくあるから、先に星占いをしておいても思い通りにはいかないかもしれないけどね。

なぜ、ここで具体的に7月の、その日付を出さないかというと、実際に、やがてその日に出産する人がいるだろうし、その人が私の “やんちゃんになる” と書いたことを気に障られるのが心配だから。自分の子供のことになると、みんな必死ですよ。姓名判断の画数なんか、“参考”どころか、“絶対”ですからね。この日に生まれたら、大変!なんて書いた日に生まれたと分かったら、相当気分害するだろうな、ということで日付の記載は控えさせてもらいます。

で、彼女は、無痛分娩を止めようと考えてくれたわけだが、・・・考えてみれば、病院の方がね、4ヶ月も先の話だから、日程調整をしてくれれば良いのだが、・・・実は私も小さい子供がいて、出産はそれほど遠くない過去だから実状を知っているのですよ。
今は、少子化のせいか、出産できる病院がぐっと減ってしまった。しかもどの地域でも人気のある病院に集中している。そんな具合だから、半年くらい前には申し込んでおかないと、入院する部屋の空きは無いのだ。またその人気の集中する病院というのは、当然のように個室で、ホテルのように清潔で広々としていて、食事がそこそこ美味しかったりする。そういった情報はSNSなどですぐに拡散してしまうから、余計に妊婦が集中する。人生で最も重要なイベントの1つですから、皆、頑張っちゃうのですよ。
そんな状況で、「無痛分娩の7月○日の予定を変えてもらえませんか。」なんて、とても言えない。それなりに理由がいるだろう。
“星占いで診たら、悪い日なので・・・” と言っても、病院側が承知してくれるかどうかわからない。
渋る看護師さんの顔が目に浮かぶ。ただのわがままと受け止められかねない。
もう一点、家族にどう話すかということだ。彼女は九州へ里帰り出産するのだが、母親などにも予定日を変えたい理由として “星占いで診たら、やんちゃな子が生まれそうなので” なんて言うのも・・・どうだろう? まぁ、母親の方がそういうことに熱心だったりすることもよくあるけど。まぁ、私の星占いがどこまで信じてもらえるかということもあるけどね。

かといって、自然分娩となると、無痛分娩に比べてはるかに激痛を伴うことになる。
いくら星占いで運気の問題とは言え、彼女にわざわざ激痛を伴わせるのは心苦しい。
結局のところ、最後に選ぶのは彼女なんだけどね。

こういった妊婦さんからの鑑定依頼は何度も受けてきた。
できれば、時間も指定して、上手いこと、木星♃、金星♀、太陽☉の星をMC(天頂)か、ASC(東の地平線)に持っていきたい。2度目の帝王切開の場合は、病院側と話し合いで時間を決めたりする。と言っても、極論を言えば、夜中の2時とかはできない。普通、病院は午前中に外来診察、午後に出産の手術という具合にスケジュールを組んでいるからね。だからせいぜい、午後から夕方にかけての時間でしか産むことができない。順番というものがあるので、予約した後で、都合良く時間変更するのは難しいものだが・・・でも、以前の鑑定したお客さんは、

「夫に立ち会ってもらうには、仕事の関係上、午後2時頃でないとできないのです!」

と病院側に訴えて、時間変更希望を押し通した。もちろん、夫の仕事の話は嘘である。
まぁ、それでも出産の時間が10分、20分ずれることは考えられるけどね。

そもそもすでに妊娠していたら、出産の日を選べるといっても、せいぜい前後1週間の幅だろう。
本当に良い日を狙いたいのだったら、最初から出産の日を狙って、“種付け”をすれば良いのだ。狙った日の8ヶ月前に“種付け”をするということ、でしょ?

そんなことあるのか、って?

実は4年半ほど前、まだ私はMIXIのコミュで、“2013年7月を狙って、みんな頑張れ~”って書き込んでいたことがある。
その時は、コミュの参加者たちと“分かりました! 頑張りまーす! (^O^)/” といった冗談のようなやりとりをしていた。

というのも、2013年7月の間はおよそ1ヶ月間に渡って、木星♃、土星♄、海王星♆のグランドトラインができるからだ。グランドトラインのことを私は、“幸運の大三角形”と呼んでいる。120度吉角が3つ組み合わさってできる正三角形の形だ。
グランドトラインは珍しくない。しかし、その構成しているものが、太陽☉、水星☿、金星♀あたりだと、1週間ぐらいしか持たない。でも、出産では1週間ぐらい前後にずれてしまうことがある。狙う“的”が狭いと外れる可能性が高くなるのだ。
しかし、木星のようにゆっくりの星ならば、1ヶ月間ぐらいは、グランドトラインが続く。“的が広い”のだ。しかも、木星♃(財運、拡大)、土星♄(堅実)、海王星♆(感情)といったなかなか幸運の実感度が高いグランドトラインである。
さらに、その前の6月にも、たとえ木星が到達していなくても、水星☿、金星♀、太陽☉がその地点を順番に通過し、グランドトラインのできる可能性の高かったのだ。図形の話は文章では、必要以上に難しく聞こえるので、まぁ、実際にホロスコープチャートを作ってみてくださいな。
例えば、以下のサイトのシングルチャートでね。
http://www.m-ac.com/pages/setting_j.php

当時は、こんなことを冗談半分で笑い話にしていたのであるが・・・

イギリス皇室のキャサリン妃は、2013年7月22日16:24(英国夏時間 UTC+1:00)にジョージ・アレクサンダー・ルイスを出産する。ロンドンの病院である。
イギリス皇室は西洋占星術をかなり用いているという話はよく聞くので、私たちが冗談で話していたことを本気で実行していたのかもしれない。だって、前年の2012年のロンドンオリンピックもね、あの年って、Tスクエア(凶角の詰め合わせ)が連続して多くできていたのに、オリンピック期間中は見事にそれを避けて日程を組んでいるものね。本人たちはその気でなくてもね、周囲がねぇ・・・妙に献立にすっぽん料理が多くなったとかね・・・。
ちなみにキャサリン妃は、麻酔や痛み止めは一切使わなかったという。キャサリン妃は、完全な自然分娩にこだわったそうだ。ということは、無痛分娩や帝王切開ではないので、時間までは操作しなかったということかな。ハウスに関しては諦めていたのかな。まぁ、10分単位で狙うのは難しいし。
実際にホロスコープチャートを作ってみれば分かるが、木星♃、土星♄、海王星♆どころか、その木星♃にぴったり火星♂まで乗っかって・・・つまり4つの星でグランドトラインができている。まぁ、水の星座でできているから、感性豊かな優しい王子になることだろう。

で、妊婦の相談者を鑑定していて思ったのは、先にそんな日程を知ることができればいいのになぁということで・・・そろそろ子作りを考えている人のために、特に良い2018年の出産日和を教えていきましょう。 “種付け”をしてから8ヶ月後を考えると、まぁ、このブログの日付からすると、現実には2018年になってしまうものね。
実は割に来年は陽気な子が生まれやすいのよ。木星♃×海王星♆の吉角120度が長くできているのね。合計すると半年間ぐらい。この木星♃×海王星♆吉角を私は、“バブル星”と呼んでいてね、海王星♆は感情、木星♃は拡大ということで、感情が大きくなりやすい=陽気になるということを意味している。で、実際、凹まない性格になりやすい。また実力以上に評価されやすい人になる。でも、気が大きい分、図々しかったり、大雑把だったりするけど。
ゆっくりとした進行の木星♃や海王星♆で120度吉角が出ているということは、あと1つ、120度位置に星があれば、グランドトライン“幸運の大三角形” になるということなのよ。
それがね・・・

・5月29日~6月5日: 金星♀×木星♃×海王星♆ = バブル人気星グランドトライン
 実力以上に人気のある子になるでしょう。

・6月18日~22日: 水星☿×木星♃×海王星♆ = バブルメディア運グランドトライン
 情報発信する力が群を抜いているでしょう。今だとテレビなどのメディアに縁のある人だろうけど、この子が大きくなる頃には、次世代のメディアだろうね。

・7月3日~11日: 太陽☉×木星♃×海王星♆ = バブル星グランドトライン
 かなり陽気なポジティブ思考で、よく実力以上に評価される子になるだろうね。
しかも、この時同時に 金星♀×土星♄×天王星♅ でもグランドトラインができている。癒し系で個性派の性質を持つだろうね。つまりW(ダブル)グランドトラインの子になるということだ。

正直、上の3つの時期とも1週間前後なので、決して2013年7月の時ほど的は広くない。
でも、オーブ(ズレ幅の許容範囲)を5度くらいと狭く見ているので、もう前後1,2日くらいはグランドトラインと見るだろうし、オーブを10度として見る星占い師なら、前後5日くらい広がるかもしれない。そうすると、5月終わりから7月半ばまで日にちが結構つながってしまうのよ。的は広いかな?

あまり専門的な話をすると、頭が痛くなるだろうから、スルーしてもらってもいいのだが、実は冥王星♇(権力、頂点)がカイトの位置にある。つまり、権力や地位のある人に引かれて、グランドトラインの力を発揮するということだ。
細かい話をすれば、グランドトラインはできるけど、エロ星や口ケンカ星(水星☿×火星♂の凶角)といった悪い星もできるけど、まぁ、それらを差し引いても、幸福感の高い子になるだろうね。

あと、気になる点は、親との相性だが・・・こればっかりは、個々にダブルチャートのホロスコープを作って2人を照らし合わせて鑑定していくしかない。本人が幸せでも、相性が悪いと、親は辛いかもね。

私の知り合いの中には、不妊治療に10年苦闘したり、欲しくても、どうしても子供ができなかった夫婦もいるから、本当は授かれるだけでも十分に幸せなことなんですけどね・・・。
そういう意味では、生まれる日まで計画的に考えていこうというのは、贅沢な悩みなのだろうね。        


幸せの言いなりになるな

大阪ホロスコープ講座は、11月3日(木・祝)と6日(日)の両日で初級①~④の4講座を開催した。
2ヶ月前から開催を告知していたのだが、実は全然申し込みが少なくて、愕然としていたのだ。
東京や名古屋で開催すれば、1週間前には15人以上が集まり、満席になって募集を終了する。しかし、今回の大阪は一週間前になっても人の集まりがあまりに少なく・・・6日に関しては、受付を頼んでいた知り合いに、受付が必要なくなった趣旨をメッセージで送ったくらいだった。
「申込者が4人しかいないから、受付は必要なくなったので、お願いした件はキャンセルで・・・」みたいな。
でも、実際はこの“4人”というのも、見栄で、本当は“3人”だった。
さすがに受講者3人では、1列も埋まらない。その風景を想像したら、恥ずかしくて、穴があったら、逃げ込みたいくらいだった。

“大阪は、アウェイだなぁ。”

大阪でホロスコープ講座を行うのは初めてだから仕方ないにしろ、・・・まぁ、楽しめる日だから、気分を入れ替えて、得られるものを得ていこうと自分を慰めていた。私はマイナス思考の人間なので、前向きというのは苦手なのだが・・・この程度くらいのことはできる。

この“楽しめる日”というのは、もちろん、ホロスコープから導き出したものだ。この辺りの時期ならば、自分は心地良く気分を上げていけるような運気ということ。

で、実際はどうだったかというと、3日は10人以上集まった。評判が良く、6日はさらに増えた。だから、やっぱり受付もお願いして・・・教室はそれなりに見栄えよく埋まった。
正直、ガラガラの会場では、こちらもテンションが落ちる。でも、星占いを学びたいという人がいっぱいいれば、私だって嬉しいのだ。で、私は“楽しめた”。

星占いというのは、どういうものか。
一つは、“追い風”“向かい風”の吹く時が分かる ということである。

この大阪ホロスコープ講座の日は、金星(=快楽を意味する)の角度により、“楽しめる”という形で、私に追い風が吹くのは分かっていた。だから、そもそもこの日に設定したのだ。

“追い風”“向かい風”のイメージとして、自転車に乗っている自分を想像して欲しい。向かい風が吹いていたら、ペダルを漕いでも漕いでも、全然前に進まない。しかし、追い風の時ならば、漕がなくても、すーっと進んでしまう。

もし、追い風、向かい風が吹く時が事前に分かるようになれば、あなたはその情報をどう利用するか?

東京や名古屋ばかりでなく、大阪でもホロスコープ講座をやって欲しいという声があったから、私はやろうと決めた。ただ、初めてだし、難しいところもあるだろう。だから、ここ数か月の日程の中で、“追い風”の吹く日時に開催したのだ。

星占いは、自分のやりたいことを手助けする情報を与えてくれるということだ。

でも、星占いを活用するには、あなたにはそもそもの目的地、やりたいことを決める必要がある。
まず大切にしてほしいのは、自分は何がしたいのかという“意志”と“目的”だ。

ただ、占いに頼る人の中にはそうでない場合が多い。
本やネットの占いのアドバイスの中には、

“あなたは○○だから、家業を継ぐと、幸せを引き寄せられる”
“○○の男性と結婚すると、幸せになれる”

“追い風”“向かい風”ではなく、ストレートに“幸せ”に導いてくれると言うものもある。
これらの“幸せ”とは、どんなライフスタイルのことであろうか。

まるで結婚相談所のおばちゃんに、“この人は公務員だから、将来安定していて、幸せになれるわよ”と言われているようなものかもしれない。
それは、おばちゃんから見ての“幸せ”であって、あなたの“幸せ”とは限らない。
幸せの価値観が合えば、おばちゃんは良い相談相手になるのだけれどね。

もっと昔の経験で言えば、学校の進路指導・・・まぁ、常識的な範囲内での、生活が安定向上するコース設定だ。

これらの“幸せ”というのは、財や家庭の充実というものを指すのだろう。
本屋さんに並んでいる占い本の場合、“幸せ”の代わりに、“金運が上がる”とか“成功する”とか“仕事も、いい男もゲットする”とかいう言葉が踊っていたりしている。

しかし、人間が求めるものは、必ずしもそういった世に言う“幸せ”とは限らない。

本能的に、人を惹きつけるのは、“興奮”“ワクワク感”“陶酔”“達成感”“パッション”“ファイト”“ダイナミック”“突破”“記録更新”といった人が持っている躍動感みたいものだったりする。スポーツや音楽というものがその分かりやすい例だろう。

都心のタワーマンションに住み、家族にも恵まれ・・・物質的に満たされていても、それが座敷牢に見えてくることもあろう。贅沢な目線だが、“退屈”と言うのかもしれない。
金銭や物質的に満たされていなくとも、何かに没頭している人間は、心も身体も熱くなっていて、このまま死んでもいいとまで感じているかもしれない。

“情熱”“ワクワク感”“パッション”“陶酔”“達成感”“挑戦”・・・といった類も、広い意味での“幸せ”という日本語に当てはまってしまうが、この文章の中では、便宜上、世に言う“幸せ”とは別ものとさせてもらう。

コスプレに熱中する人。あるアーティストの全国ツアーの追っかけをしている人。かつての日本女子サッカーのように、目立たないマイナーなスポーツで世界を目指している人。将棋で羽生善治に勝つために一生を捧げた棋士。SASUKE(番組)を制覇するためにフリーターのまま日夜練習し続けたおじさん。映画好きが高じて、映画カフェを開店してしまった女性。各種鉄道ファン。国境なき医師団。女性人権活動家・・・。

これらの人たちは、一般的な幸せ視点でアドバイスしている占い師にとってはお手上げなのだ。財運や恋愛運といったものが、それほど彼らの眼中には無いかもしれない・・・。

というか、彼らに、何が幸せなのかをアドバイスすること自身が野暮だろう。
やはり“追い風”“向かい風”がいつ吹くかということを伝えるしかできないのではないか。


哲学者のニーチェは言った。

“神は死んだ”

ここでいう神というのは、キリスト教、イスラム教、仏教的な“教え”を語る神のことである。
ついでに“幸せ”とは何かまで決めつけてきた。
その幸せというのは、聖職者や国、世間にとって、都合の良い“幸せ”だったのだろう。
そんなものを押し付けられるのが、嫌になった。
そこで、ニーチェは、“神は死んだ”と語った。これは、“神を殺せ”という意味に近い。
あなたは、生まれてからずっと刷り込まれている一般的な“幸せ”価値観を一旦、消し去ってしまう必要があるということだ。

ニーチェは、人が本能的に求めている、野性的な“躍動”“興奮”“陶酔”“達成”“わくわく感”“ダイナミズム”“突破”といったものが、世に言う“幸せ”の中に必ずしも含まれていないことを教えている。

あまり一般的な“幸せ”に捉われ過ぎると、逆を言えば、“幸せになれないから、やめなさい。”となる。
私は鑑定している時、ある職業に“適している”“適していない”と言うことはあっても、そのなりたいものに関しては否定しない。

失敗を怖れて委縮することが、人間と人生の魅力としての“パッション”を失わせてしまいそうな気がする。途中で挫折するかもしれないが、進みたい道、目的地、意志があるという人は、勢いや高揚感を持っている。

“脚本家になりたい。”
そんなことを願う人がいたとして、そこに経済的成功が伴えば、なお良いだろう。
しかし、経済的成功が伴わないから、“幸せになれない”“やめておいた方がいい”というのは、まるで学校の進路指導と同じだ。

生きる目的と意志、パッションを持つことは、この世に生を受けたことの醍醐味である。

相談者の中には、“私の天命は何ですか?”と訊いてくる人もいたが・・・それを人や星、神仏に決めされるなんて、もったいない話だ。

“考えるな、感じろ。”

ブルース・リーの言葉だ。
(ブルース・リー:俳優、武術家。ワシントン大学哲学科専攻で、高校で哲学の講師もしていた。)

それでも、自分のパッションの向けられる方向、興奮、躍動の感じられるものと、一般的な幸せ(財運、家庭運が良くなるもの)が一致していれば良いのだが・・・実際にはそうでない場合が多く、ギャップに苦しむ。


人が“幸せ”を譲ってしまう理由は、他にもある。

人間は、何を望むかは本来、自由なのだが・・・でも、人は自由を怖れる。

“自由に進んでいいよ”と言われても、他の人たちと異なる道を一人進んでいくことが怖い。

だから人は、他人の価値観に、自分の幸せを委ねてしまう。

その他人は、決して、幸せを保証してくれないにも関わらずだ。こんなはずではなかった、と後悔しても、どうにもならない。

“離婚しなさい”と言ってください。
と頼んできた相談者もいた。しかし、星を診ても、そもそも離婚がそれほど良いとは出ていない。
ただ自分の人生の進路を人に決めてもらいたいのだ。
人間は弱いものだ。
自分から、清水寺の舞台から降りられないのだ。

自分の望む方向に自由に進んでいいよ、と許可を出すのは、実は自分だ。
しかし、一人、自由にされると、頭がくらくらするほど怖くなる時がある。自分で責任を取ること、決めることがどうにも怖いのだ。

哲学者キルケゴールは言った。

“不安は、自由のめまいである。”

自分で自分の道を決めるのが、怖くて仕方ない。
だから、人は自由を放棄し、不自由になりたがるのだ。

そもそも意志も目的地も見つけられない。何に対しても情熱が湧いていない。自分の人生を振り返っても、やりたいことがはっきり言える時期はそれほどなかったような気がする。そんなものだろう。

会社勤めをしている人は、自分が乗っている組織というバスがどこかへ向かっていることは分かっている。それは特に自分の望む目的地でもないが、居心地が良いので、皆と一緒に乗っている。
しかし、窓の風景を見た時、自分の行きたい目的地を見つけてしまった。
自分はあちらに行きたい。バスとは別の方向だ。
その別の目的地に行くとなると、バスを降りて、皆と別れて、一人歩いて行かねばならない。
怖くて、当然である。
そんな窓の外に見た風景は、そのまま胸の中にしまっておいて、バスに乗せてもらう方が楽に決まっている。皆と同じ価値観で進んでいくということだ。
それが世に言う“幸せ”だったりする。

星占いは、追い風、向かい風が吹く時は教えられたりして、やりたいことを手助けする情報は与えられる。
しかし、どこへ向かうかを決めるのは、あなた自身である。

どこに向かいたいのかを決めないまま、もしくは、あなたの目的、意志、情熱、挑戦を理解されないまま、占い師に相談すれば、“適当に”一般的な“幸せ”価値観を押し付けられてしまうだろう。

“変なことを考えるのは止めて、あなたは○○をすれば、幸せな生活ができるわよ。”

いくら占いが好きなあなたでも、
パッションが湧き、
失敗してでも進みたい道を見つけられたのならば、
そんな上っ面なアドバイスする占い師に言ってやるがいい。

“大きなお世話じゃ。”


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