星占い師 つぼぼのホロスコープ星占い ブログ部

東京鑑定は8月2日(水)からです。 東京ホロスコープ講座10月7日(土)、8日(日) 大阪ホロスコープ講座11月3日(金・祝)、5日(日)に開催決定! 詳しくは本サイトをご覧くださいませ。http://tsubobo.com/contact.html 「星占い師」で検索してもらっても、本サイトがトップに表示されるようになりました。ありがとうございます。

本サイトは http://tsubobo.com アスペクトから学べば、ホロスコープ星占いを楽しく実践的に習得できますよ、と言いたい。自分や他人の性格、運気の流れを読めるようになると、人生が楽になります。

ホロスコープ

星占い新作動画をアップしました。「会社の運気の読み方」

お待たせしました。ついに新作動画をアップしました。
今回は「会社の運気の読み方」です。
会社の業績予測や、自分との相性の診方を紹介しています。今、注目の東芝をはじめ、大手3社を事例に紹介させてもらいました。
前から転職相談はよく受けて、この手法を使ってきましたが、最近は経営者からの会社についての相談も増えてきて・・・思うに、星占いをマスターしたい人は見に付けておいた方がよい鑑定法でしょう。
今までサンプルが少なく、疑わしかったので、広く伝えるのは止めておいたのですが、いろいろ診てきて、何となく、当たっているような気がしてきましたので、VTRを作成しました。


    

https://youtu.be/XKov7sdEH6U
星占いをどの程度、参考にするかは自己責任でお願い致しますね。
特に、投資、株式運用に利用しようという方には、責任を負いかねます。そりゃ、無理ですよ。自己責任で。

なお、基本編をご覧になっていない方は、こちらをまず見て下さい。




アスペクト表は私の本サイト
http://tsubobo.com/index.html

にあります。






西洋占星術は“誰でもできる”という思想の上にあると思うのよ

先日、東京では6回目となるホロスコープ講座を開催し、また大勢の人が星占いを学びに来てくれましてね。十数席、4回ともほぼ満席でした。深く御礼申し上げます。

で、西洋占星術を知るには、そのベースとなる西洋人の思想というものがありまして、ですから、西洋占星術を学ぼうという人は、頭の片隅にそもそもの西洋人の思想というものを理解しておく必要があるわけですね。
私が思うに、その西洋人の思想というのは、・・・このグルーバル化時代にそんな説明は野暮かもしれないけれど、基本的には“効率化”“合理的”ということを優先しているところがあるわけで。
で、その“合理的”というものを達成するために “だれでもできる” ということを広く目指しているわけです。
この “だれでもできる” というのは、平たく言えば、達人でなくても、熟練者でなくとも、修行した者でなくても、皆が簡単にやれてしまうようにした方がいいじゃんという考え方なわけです。
だって、だれでもすぐにできるようになった方が人間社会にとっては得なことが多いから。

古くはアダム・スミスの「国富論」。社会科の教科書に載っていたやつですよ。安全ピンを皆で手分けして作る話。職人一人で、鉄を延ばして、切って、先を尖らせて、曲げて丸めて・・・なんてやっていると、1日にせいぜい20本しか作れない。しかも、全行程をマスターして一人前に作れる職人になるには、とても年月が掛かるわけですよ。ところが、安全ピンを作る行程を18に分けて、鉄を延ばす人、一定の長さに切る人、尖らす人、曲げる人・・・と分業化すると、10人の工場でも、1日に48,000本も作れてしまっているという話。1日20本作れる職人が10人いても、200本だから、40倍の効率上がるというわけ。しかも、一人で安全ピンを作れなくても、1、2つの行程をマスターするだけでいいから、全行程を覚えるほど年月が掛からない。だれでも工場で安全ピン作りに参加できてしまう。時間が大いに節約できて、多く生産できる。その方が社会にとっても良いでしょ、というお話。

この考え方が定着化して、その後の欧米の工業化を支えていく。
さらに発展させたのが、フォードというアメリカの自動車会社。ベルトコンベアーを大々的に工場で稼働させて大量生産し、T型フォードという自動車を大量生産してしまう。
で、上のアダム・スミスの発想の延長線上にあるから、その工場で働いているほとんど工員は自動車を一人で作れるわけないし、作れなくてもいいやという割り切ったモノ作りをしている。工員一人一人にそれほどの技量は必要とされない。普通の人でも自動車作りに参加できる。それでいい。効率良く、安く大量に自動車を作って、世に出した方が、社会全体が幸せになるから、と考えた。

その工場の流れ作業を飲食業会に取り入れたのが、マクドナルド。
マクドナルドは兄弟でロサンゼルス郊外のレストランを経営していた。熟達したコックの作るハンバーガーを肉の大きさや熱のかけ具合などを徹底的に分析して、マニュアル化して、それこそアルバイトの人間でも作れるシステムを作った。そして、マクドナルド兄弟はハンバーガーを商品のメインの店にしつつ、給料の高い熟達したコックを解雇したと。で、時給の安いスタッフでも、熟練コックの味を出せるようにして、利益率、スピードを上げた。分業化とマニュアル化で、“だれでもできる” ようにして、成功を生んだわけよ。
そんなマクドナルドのシステムは、多くのレストランに取り入れられていく。今は、マクドナルドの限らず、その工場生産に似たシステムで、従業員の教育養成時間を限りなく0に近い状態を目指している。そんなだれでも料理ができるようにしている飲食店のチェーンは星の数ほどあるからね。全国展開しているお店では当たり前のシステムになっている。

上の例を挙げると、これは西洋人の思想というより、資本主義の思想でしょ、と言う人もいるかもしれない。
でもね、もともとの日本人の思想とは違いがやっぱりあってね。例えば、戦国時代。
1543年、種子島に火縄銃が伝わって、コピーして、あっと言う間に日本は銃大国になるわけ。1600年の関ヶ原の戦いでは、東西両軍で何万丁もの銃が使われたと言われてる。日本国内で所持しされていた銃は何十万丁とも。ここは諸説があるので、数字については、追求するのを止めて・・・でも、この1600年当時に世界中で見ても、これほどの銃を所持していた国はほぼないわけよ。日本は世界トップクラスの銃大国だったわけ。
で、江戸時代に安泰な世の中になれば、当然、武器は必要と無くなるのだけれど、日本人は銃ではなく、刀を選ぶのよ。
少し想像してみれば分かるのだが、刀で人を殺傷するのは結構技術が必要なんですよ。人を刀で刺すと、肉で締まってしまい、なかなか抜けない。その間に他の敵にやられてしまう。だからできたら、刺すより、流れるように切った方が良い。でも、それには技術が要る。その技術を身につけるには時間が掛かる。刀で戦うには、何より、刃が届く範囲まで近づかなければならない。それに比べれば、銃で人を殺傷する方がよっぽど簡単ですよ。

当時の火縄銃は完成度が低いから、扱いにくい点もあったから手放していったこともあるだろうけど・・・でも、そこは職人たちが改良していこうとかね、考えても良さそうでしょ。銃って、やっぱり殺傷能力が高いから、国の中にいっぱいあると物騒だからって、でも、元寇のモンゴルのようにいつ外国が攻めて来るかもしれないから、今の人の発想なら、国としては銃をメインの武器にするでしょ、普通。

でもね、日本人は刀に、武士道とか剣道とか、特有の美徳を見出してしまうのだな。剣術をマスターするには、かなり時間の掛かるトレーニング、修行が必要とするものなのに。またその師匠の下での長く、苦しいトレーニング、修行することに価値を置いている。しかもどこか宗教的、哲学的だったりする。それはまぁ、それでいいところもあるのだが。
しかし、時代が下って、薩長同盟が倒幕する時代。長州より、幕府軍の方が侍というプロの兵士の数では圧倒的に多い。だが長州は、農民でも漁師でも兵隊になれるような組織を作って戦った。そしてプロ集団の幕府軍に戦で勝っていく。それを実現させたのが、やっぱり銃なわけですよ。銃を使えば、人を殺すためのトレーニングの量が圧倒的に少ない。だから農民や僧侶すら、だれでもすぐに実戦的な兵隊に仕立てることができたわけですよ。
1600年頃、最大の銃保有国だったと思われる日本は刀に戻ったけど、西洋人はせっせと銃を進化させていた。だって、銃の方が武器として簡単に扱え、効率的に戦えるから。その銃を薩長同盟は上手に利用したと。
“だれでもできる” という状態にすることが、トータルで見ると力を大いに発揮する、メリットが大きい、成果を出せるという思想なんですよ。

結局、何が言いたいかというと、西洋占星術って西洋人の思想がベースだから、やっぱり “だれでもできる” というものが目指されているのではないかと。
もしくは “だれでもできる” という具合に、大勢の人が使えるようになることで、社会全体の幸福度が増すように考えられているのではないかな、と。その方が成果が出せると。まぁ、西洋人全員がそう考えているわけではないので、100%とは言わないけど、その方向性に向かっている、その方向に流れていってると思うわけですよ。

一方、日本人はと言うと・・・剣術や職人の世界の如く、師匠の下で修練し、耐えて耐えて、技量を高めていくことに美徳を見いだしている。どこかMですわな。
私は絵を描いていたのだけれど、日本の絵画の世界もそれに近いものがあって・・・よく「○○会」なんてあるけど、狭い組織を作って、その中である絵の先生を頂点にピラミッド構造ができている。実はその頂点の画家さんの作品を買って、生活を支えているみたいところがあったりするわけでね。華や茶道の組織に似ている。がっちりとした師匠と弟子という上下、従属関係ができていることが多い。
だから、そういう会に属している若手の絵描きさんは、海外に進出するチャンスがあっても、師匠の許しが無いと出展できなかったりする。

日本人の中に、“学ぶ”ということはそういうものだという思想が入り込んでいるのかな、と思う。学校や塾ではフラットに教師と生徒の関係ができているのに、“習い事”となると、師匠と弟子のような上下関係ができている状態で習得する形をついつい作ってしまうというか。師匠を崇め、従属したがる。一方、師匠の名や威光を借りたがる。
で、占いの世界も、師匠と弟子という関係が習得するに当たって、自然とできてしまっているような感じがあるのだな。
私は、西洋占星術の人間なので、東洋占術についてはとやかく言える立場でないので、東洋方面の方々はどうぞそのまま続けて下さい。

職人の世界では、西洋でも東洋でも、師匠と弟子という形ができているだろうけど、西洋人は、その関係をフラットにして、できることなら “だれでもできる” という形に持って行った方が効率的だと考える傾向があるのではないかな。
例えて言うなら、パティシエはケーキを作るために、師匠、弟子という関係を作るのだが・・・でもより多くの人に普段からケーキを食べてもらって幸せの数を多くするには、シャトレーゼのように工場で作ってもらった方がいいな、みたいな。パティシエのレシピを、まったくケーキを作ったことないパートやアルバイトの人でもマニュアル化と分業化することで、味を再現していくような。
一方、回転寿司やチェーン店のラーメン屋さんでもここ20年でずいぶん改良された。分業化、マニュアル化は、技術を進歩させて、成果を出しやすいだよね。

だから、西洋占星術も、“だれでもできる”という方向、習得しやすい方向に進化していくのが当然の傾向、と思う。日本人は師匠とか、弟子とかにいうようなものにこだわるかもしれないけど・・・。西洋のモノを取り入れても、学び方を日本風にアレンジしてしまって・・・そんなものにこだわっていると、幕末の頃の武士のように時代に取り残されていくのだろうね。
だって、ハリーポッターを見れば分かるけど、西洋では魔法使いですら、学校で学んでいると考えるんですからね。まぁ、これは冗談ですが。

教える方も、華道や茶道のように、ピラミッド構造の組織を作ろうなんて考えない方がいいと思うのよ。近代以降の西洋人の考え方にそぐわない。それより “だれでも習得できる” というように教え方を改良していくことに尽力すると。秘伝とか、門外不出、修行といった言葉は、西洋占星術には似合わないような気がする。それより多くの人にどんどん習得してもらって、活用してもらう方が社会全体の幸福度が増すと思うんだよね。

“だれでもできる”ということが意識されていれば、マニュアル化、分業化しやすいし、進みやすい。

実際、西洋占星術は、ネット上では分業化が進んでいるような気がするのよ。
ホロスコープチャートの作成サイトを作っている人、ハウスやサインの説明をしている人、私のようにアスペクト表を作っている人、小惑星の説明をしている人、海外のサイトをどんどん翻訳している人・・・。各々が得意な分野、部分でサイトを作っていたりするよね。

四柱推命とか、九星気学といった東洋占術には、こういった傾向がネット上では見られない。どちらかというと1つのサイトで完結するように作られている。

西洋占星術はこの形でいいと思う。
この方が、西洋占星術が発展・普及するのに役立っている。皆が情報や知性を交換できるネットとは相性が良いのだろう。この先、分業化も進むかもしれない。
対面鑑定の占いの現場でも、本当は分業化して的中率やアドバイスの能力を高めることができるのかもしれない。ハウスを読む人、サインを読む人、アスペクトを読む人、MCとASCを読む人、小惑星を読む人、ドラゴンヘッドを読む人、サビアンを読む人・・・なんてね。実は共同作業しやすいものだったりして。やったことないけど。
別に対面鑑定でも、1対1である必要がないものね。星占いユニットやチームを作っても良いはずでね。ただ実際は気が合う人間でないと、難しいだろうけど。分業化できれば、各個人は、星占いの中の、自分の得意な分野だけ極めて行けば良いのだから、トータルでの技量の上達も速いよね。

よくある有料の占いサイトは、あの鑑定結果の文章をかつては1人の占い師が2、3年かけて書いていたのよ。でも、今は、占い専門のライターさんが手分けして書いて、数ヶ月で完成させているものね。西洋占星術は特に作りやすいんじゃないかな。分業化しやすいだろうから。太陰暦(月の暦)をベースにしている占いだと、暦そのものの制作が大先生に支配されているので、かなり難しいと思う。東洋系の占いは、その“秘技”なところに価値を置いていたりするんだけどね。
あと霊視とか、タロットとか、ベースが超能力に頼るものは、機械化が難しいだろうね。というか、機械化すること自体がおかしい。西洋占星術や四柱推命といったデータ型の占いに比べてさ。

で、次回はこの延長線上の、私の近い未来の西洋占星術についての想像、妄想を書きたい。

開運商法

先日、開運商法といういわゆる詐欺の話がテレビで紹介されていた。
よく雑誌の広告に、パワーストーンの販売があったりするが、その商品は880円という格安のブレスレットだったそうだ。それを購入すると、後で使い方を電話で紹介するという。で、業者の方は、その電話の会話からでお客が何に悩んでいるのかを聞き出し、その後も何度も親身になって電話で話をしていく。ついには水子が付いている等と言って、「祈祷しましょう」と僧侶が出てくるのだそうだ。その祈祷料が、相手によって違うのだが、20~85万円とか。詐欺グループが相手の懐具合を会話から推測して、金額を決めていたという。

で、その僧侶も詐欺グループに騙されたというのだが、そもそも祈祷料の何十万円って、なかななか無いんじゃないかな。相場は無いような世界だが、近くのお寺を見れば分かるが、普通に祈祷って10万円を越えるものって、無いでしょ。
その僧侶にはたった数パーセントの金額しか流れていなかったそうだ。でも、お客さんの方は、実在する有名なお寺なので、信用してしまったというわけ。詐欺師と僧侶のタッグ効果は絶大だった。

そもそも“本物の”お寺ならば、お祈祷で開運できるのかという疑問も湧いてくる。

私は、テレビのディレクターをしていて、数年前にある尼僧を取材したことがある。
その時点で、尼僧は寺を任されて2年ほどのことであった。しかし、その前に在家僧侶としては20年以上の経歴を持っていた。
でも、彼女は、一人前の僧侶ではなかった。
宗派によって違うのだろうが、一人前の僧侶になるには、一定期間修業しなければならない。彼女の宗派では、一人前、つまり寺の住職という地位に就けるようになるには、1年間以上の尼僧堂での修業が必要だった。
彼女は、それが辛そうということで、ずっと先延ばししていて・・・尼僧堂の門戸を叩くことはなかった。しかし、今は空き寺、特に尼寺においては空きが多いので、“住職”ではないが、寺を任されていたのだ。
テレビ取材だから、カメラで撮影する。
朝のお勤めという当たり前の風景を撮りたいと頼んだが、お経を読むシーンを撮る時は、必ず師匠が一緒だった。
で、撮影した映像を見て気づいたのだが、・・・彼女は般若心経が読めないのだ。口の動きを見ていると、どうも、適当に合わせている感がある。なるほど、だからいつもお経を読む時は、師匠と一緒なのか・・・。
お経を読める読めないというのは、まぁ、平たく言えば、暗記しているかどうかである。お経と言うものは、リズムもあるが、意味の分からない妙な言語を目で追っていては、お経のスピードに付いていけない。だから、僧侶は、皆とっくに暗記している。僧侶が経本を開けているのは、経本の文字に目を通し、お経の意味を噛みしめながら声に出すためなのだ。
とは言うものの、正直、般若心経ぐらいなら、暗唱できる人は一般の方でも大勢いる。仏教系の高校や大学出身者ならば、特に多い。というのも、般若心経を読めると単位をくれる学校もあるからだ。たった2~4分のものである。
私は、般若心経は読めない。というのも、我が家は浄土真宗だからである。浄土真宗は般若心経を読まない。その代わりに正信念仏偈というお経を読む。9分~12分ぐらいのお経だが、実は、私は暗唱できる。何度も読んでいるうちに覚えてしまった。
だから、般若心経が読めない僧侶というのは、私にとっては“うっそ~”というあきれたレベルなのだ。いや、私でなくても、般若心経が読めない僧侶なんて、普通に“うっそ~”というレベルだろう。
だぶん、彼女は毎朝のお勤めを怠っているな・・・。

彼女は一般の方々の人生相談に乗っていた。30分、数千円という料金設定であった。
まぁ、そのくらいならいい。
しかし、こそこそと師匠の僧侶と、墓地経営を始めようという話をしていて「1つ、50万円くらいかな?」「いやいや、100万くらいはいくんとちゃう。」というような話をしていたりして・・・なんともいかがわしい生臭坊主であった。

彼女は尼僧ではなく、言ってみれば“コスプレ尼僧”なのだろう。

彼女は、師匠とともに地鎮祭もしたりした。師匠とともにだから、まぁ、いい。
しかし、彼女は自分がご祈祷したというお札やお守り、御幣を販売していた。
お守りは数百円だから、まぁ、許そう。しかし、お札の方は、万単位になっていた。それをインターネットで販売していた。
彼女自身が心を込めて、ご祈祷したというのだが・・・。


ここで、上の開運商法のテレビの話に戻るのだが、寺の僧侶が祈祷していたら、それは“本物”なのか??ということだ。
素人の詐欺師が祈祷していたら、偽物で、ウソ、犯罪ということになる??

彼女の例で言えば、ネットで寺を検索すれば、ちゃんと実在するそれなりの歴史のあるお寺であるいうことが分かる。で、彼女は、住職になるための修業していないし、般若心経も読めないが、広い意味での“僧侶”であることには違いない。

では、彼女が祈祷したものであれば、ありがたい“本物”なのか?

どのくらいのお寺の僧侶のご祈祷なら、ご利益があるのだろうか。その境界線は?

かなりグレーである。


数か月前に、星占い師の私にあるお誘いが来た。
インターネットで講座をしないかというものだった。動画である。録画して流しているので、好きな時間にその講座を見ることができるということがウリのようだ。LIVEで行う時は、双方向で質問のやりとりもできるという。
私は、画面を通じて話すより、教室で直に講座がしたいのでお断りをしたが、そもそもそのシステムや技術、ビジネスモデルに興味があって、いろいろ話を聞かせてもらった。
で、担当者が面白いことを語った。
カルチャー講座の100種類近く揃える予定なのだそうだ。で、試行期間があったのだが、そのうちに占い系、スピリチュアル系が増えていき、今では講座の半分くらいがその類になってしまったという。
街のカルチャー教室を見れば分かるのだが、実は、お茶、お花などの習い事は下火なのである。せいぜい頑張っているのは英会話ぐらいであろうか。ヨガとか、マナーなどのメニューでは、ネット上では、なかなか数千円という金額をお客さんが払ってくれないのだという。
ところが、占い、スピリチュアル系になると、桁が1つ上がるのだそうだ。万単位である。お客さんの金払いがいいのだ。
占い師や霊視の先生にもともと付いているお客さんは、ネットで気軽に話が聞けるとして、ありがたがり、その会社にとっては安定した収入確保につながっていた。
会社としては、そうなると、自然と占い、スピリチュアル系の比率が増えていき・・・でも、メニューの半分と言うのは、もうすでにカルチャー講座でないような気がするのだが・・・。

でも、私がお断りした最大の理由が、その担当者いわく、
「私は占いというものを信じないのですが、お客さんの受けが良いのですよ。特に霊感系は良いですね。」

つまり、儲かるということだ。

占い、スピリチュアル系はだんだんマーケットとして、認知されてようとしている。これまで、いかがわしい世界として、会社としては信用を無くしそうで、手を出さなかったような領域であるが、有望な未開拓市場として進出してきているようだ。

事実、本屋さんの売れ行きトップ10の中には、自己啓発本風の幸運・開運系の占い、スピリチュアル系の本がずらりと並んでいる。

この間、あるスピリチュアル、好きの人たちの集まりに誘われて、出席した。私はただ美味しそうな釜飯のお店だったので、二つ返事で出席を決めたのだが、後でそういった集まりだと知った。別にそのことは気にしていない。星占い師をしていれば、そんなことは日常茶飯事で慣れている。

その集まりの冒頭で、数人の人が、今流行りの本を取り出して話をしていた。
実は本や出版関係者もいる集まりだった。

「見て、この人、数百万円のお金が手に入ったんだって。」
「それがどうしたの、こっちの人は2000万円の借金を返したんだってよ。」

う~む、たとえスピリチュアルの世界でも、パワーの強さは金額の数字で測られるのが、世の常なのかな。

「この人は、年収1000万円を捨てて、この研究しているんだって、・・・なんかこの書き方が未練がましいのよね・・・。」

まぁ、そんな話でキャッキャッと沸いていたのだ。

こんな風に、占いやスピリチュアルといった、かつてサブカルチャーの分野だったものが、出版業界にとっては、今や期待のヒットコンテンツになっているのだ。

でも、所詮は占いやスピリチュアルは、グレーゾーンの商売である。
儲かるからと言って、まっとうな会社が平気で手を出すのは・・・節操と言うものがあると思うのだが。後ろめたさとか、節度というものを持っていないとねぇ。

開運商法で、数十万円の被害を出せば、訴えられ、犯罪となる。占い師でも、開運グッズ、もしくは開運を匂わせるグッズを販売したら、どうなんでしょうね。
つまり、鑑定や祈祷された人が騙されたと思い、その被害金額が個人にとって、痛手になるほどの大きさであれば、犯罪ラインに入ってしまうということだ。

占い師には“犯罪ではないくらいのグレーゾーンにいる”という謙虚さは必要だと思うのだ。
詐欺という黒は犯罪である。黒色まで行ったら、罰を受ける。
グレーゾーンだから、見逃してもらっているという謙虚さ。

しかし、グレーゾーンという領域は、実は社会にとって必要な面も備えている、と思う。

私は大学生の頃、家庭教師のアルバイトをしていた。当時の家庭教師は、新聞などに告知して、お客さんと直接交渉して、仕事を成立させていた。私はこの家庭教師という仕事は、大学生にとって、良いビジネスの練習になると思っていた。雇われるのと違い、自分でお客さんという消費者と商売をするのだが、こんなチャンスはなかなかない。
だから、当時の世の見方として、この家庭教師という商売は大学生のためにとっておいてやろうとみたいな風潮があった。
大学生が、個人というレベルで、それぞれ小さく営んでいた。
でも、時代が進み、世の中がせちがらくなった。企業が家庭教師という市場をごっそりと底引き網で獲るように持っていった。そりゃ、大学生が個々にやっていたことだから、あっという間に奪ってしまったでしょ。
それなりの資本を持つ会社がテレビ広告を打って、ごっそりと。今では、家庭教師はまるで派遣業にようになってしまった。

家庭教師だけじゃない。塾もそうだ。昔は町内にちょっといい大学を出たけど、会社員に向かないようなお兄さんが寺子屋のような、自宅を改築した小さな塾をやっていたりした。今はそういう塾はほとんど見かけなくなった。

隙間というか、その部分は残しておいた方がいいんじゃないの? という領域は社会にも、ビジネスにもある。
でも、今の日本は、余裕も隙間もねごそぎ持っていくからね。
しょうもない商売でもすぐにチェーン化したり、買収したりして、すぐにビジネス書通りに成長志向の会社組織にしてしまう。

占いっていう商売は、昔のイメージで言えば、寒空にデパートの前で、持ち運びできる小さなテーブルに黒い布を敷いている易者だな。手相とか。なんかただ座っているだけの正体不明の不気味なおじさんという感じ。
“当たるも八卦、外れるも八卦”なんて言いながら、責任を真面目に問われることない、いい加減な、社会の片隅のネズミのような存在でしょ。

社会に適合できず、行き場を無くした人が最後の最後に就くような、場末の仕事みたいなところがあったんじゃないかな。

私が思うに、占いぐらいは、行き場の無いダメ人間のためにとっておいてもらいたいものだ。
生きる場をどこにも見出せない人が、“仕方ない。占い師にでもなるか”という具合に、生きる術を得られる場を残しておかないと・・・本当に世の中に隙間が無くなりそうでね。
嫌なんだな。

私がホロスコープ講座をやっているのは、そういう意味もある。
星占いが好きな人は、“芸は身を助ける”ではないが、星占いをマスターすることで、生活の保険にしておいてもらいたいのだ。そうすれば、少しは心に余裕ができるであろう。

でも、星占い師がスター気取りであまりスポットライトの当たる表舞台に立っていると、資本のあるメディア、プロダクション、広告代理店なんかが一気にこの占い市場を狙ってくるのだろう。社会に認められた健全な市場となると、すぐに“ちゃんとした”組織に奪われてしまう。

でも、開運商法のいかがわしさ、グレーゾーンという見られ方が占い業界のバリアーになっているところがある。
闇に光が当たるようになれば、ねずみはすぐに潰されてしまい、生きられない。
隙間のない社会は、可哀想だ。

詐欺はいかん。絶対に許されない。
でも、そんなバランス感覚というものが、人にも、世の中にもあって欲しい。

私は、多くの人を鑑定してきて・・・
占いに限らず、人が逃げ込む 隙間や闇 というものは残しておいた方がいいと思うんだな。


愛の鉄板法則⑪  ぬくぬく星

人は見かけで判断しない方がいいってことがだんだん理解できるようになったでしょ。
見かけというのは、カッコいいとか、かわいいとか、そんな外見だけじゃないわよ。
お金を持っているとか、頭の回転が速いとか、堅実な性格とか・・・、相性診断においては、そういったものも“見かけ”と言っても、言い過ぎじゃないわね。
だって、個々では将来有望そうな人でも、2人で組んだら、まったく別人のような作用になってしまうこともあるんだからね。
さらに良くなる場合もあれば、そうでない場合もね。

で、いわゆる“ ダメになる ”星並びもあるということも分かってきたでしょうけどぉ・・・。

そう、けんかするようになったり、頑張り過ぎて疲れてしまったり、重圧を掛けあったりしてねぇ、そういうカップルで見ていて痛々しいものね。
でもねぇ、痛々しいものだけが、人間をダメにするわけじゃないからね・・・。

えっ? どういう意味かって?

ふふふ、人間には“ 堕落 ”という心の魔があるのよ。
痛みでなく、甘さが人間をダメにするもの。
その星並びが、金星♀×太陽☉の凶角、もしくは金星♀×金星♀の凶角。この2つのパターンの星並びよ。
名付けて、“ ぬくぬく星 ”。
金星というのは、甘えという意味ね。凶角(90度、180度)というのは、英語では“ ハード ”アスペクトで、強すぎて害になるという意味なのよね。薬でも飲み過ぎると、身体に害になるでしょ。お酒も飲み過ぎると、二日酔いになるし、肝臓にも負担かかっているし。甘いものや脂っこいものばかり食べていれば、体型も丸くなって、中性脂肪も増えるし・・・。

甘えも度を越すと、害になるのよね。
甘えの金星♀も強くなり過ぎると、人生や生活に悪い影響が出てくるということ。
だけど、厄介なのは、反省が足りない、止められない・・・。
金星♀の甘えが太陽☉(=本人自身)との凶角(90度、180度)、金星♀同士の凶角というのは、甘えが強く出過ぎて害になるのよ。

その現象というのが、まさに、冬の朝のぬっくい布団の中のあなたの状態なのよ。
起きなきゃいけないのに、“ あと5分だけ、あと5分だけ ”とずるずる布団から出られずにいる・・・。
だってさ、寒い朝の布団、毛布に包まれていることの幸せなこと!
ああ、一生、私を放さないでって感じよね。このまま布団になりたいと何度思ったことか。

ダブルチャートで、現在の運気を鑑定する場合、この金星♀同士、もしくは金星♀と太陽☉の凶角があると、やっぱり甘えの度が過ぎてしまうのよね。気が緩んでしまうというか。慢心してしまうというか。調子に乗ってしまうというか。
では、いつものように、ホロスコープチャートを作ってみましょう。
例えば、このサイトで作成してみてね。
http://www.m-ac.com/pages/doubleset_j.php
内側の円に自分の生年月日を入れてみてよ。「ハウス無し」でいいわよ。
外円は「現在時間」をクリックしてね。
自分(内側)の金星♀と、外側の金星♀ or 太陽☉が90度、180度の凶角。
もしくは、自分(内側)の太陽☉と、外側の金星♀が90度、180度の凶角。
この2つの組み合わせが対象となるのよね。

私のおじさんというのは、もし生きていたら、90代前半ぐらいになっていたんだけど、戦争中に中国で亡くなっているのよね。戦死ですよ。もちろん、私は顔を合わせたことなんて一度もない。で、長男らしく真面目で優秀な人だったらしいんだけど、地雷を踏んで亡くなったらしいのよ。で、その戦死した日のホロスコープを見たら、それほど特別悪い運気はなく、ただ、この金星♀×太陽☉の180度凶角ができていたのよね。油断してしまったんでしょうね。案外、激しい戦闘中ではなく、普段の見回り程度の任務だったかもしれない。大陸の乾いた空気の晴れた日に、草原を歩いていて、空を見上げたら、ゆったりと雲が流れていて、少し気の向くまま歩を進めた程度かも・・・。
戦争中だと、こんな星並びでも命を落としてしまうことになるのよね。
現代人の私たちでは、怠けがちになる、遊びたくなる、緊張感が無くなるなんて形で出てくるから、鑑定していて過去の話を聞いていても、印象や記憶に残っていないことがほとんどね。
それほど、ぬるい 害なのよ。

油断、堕落という甘さが出てしまう星並び。
2人の相性診断で、この金星♀×金星♀、金星♀×太陽☉の凶角があると、“ ぬくぬく星 ”となるのよ。
だらだらと甘え合ってしまう相性となってしまう。
これも上と同じく、ダブルチャートでホロスコープを作っていくのだけれど、内側に自分の生年月日、外側に相性を診たい相手の生年月日ね。今回は金星♀と太陽☉だけの関係だから、出生時間はあまり関係ないわね。適当に12:00でいいわ。
「ハウス無し」ね。
どう? 金星♀と金星♀、もしくは金星♀と太陽☉が90度、もしくは180度の位置になっているかしら? 
180度の方が、凶角の作用が強いわよ。
2人でこの星並びができると、甘えの度が過ぎてしまうようになってしまうのよね。

冬の朝に毛布にくるまれていると、とても幸せな気分になるわ。
“ あと5分だけ、あと5分だけ・・・ ”とずるずるしてしまう。しかし、そのままでは後で急ぐことになったり、下手をすると、遅刻してしまうことは十分に分かっているのよね。昨日の朝もそうだったしぃ~~みたいな。
でもね、頭で“ 悪い ”分かっていても、どうにもその甘い誘惑と心地良さに負けてしまってね。

実際、ホロスコープ講座に参加している人に、金星♀×太陽☉の180度凶角が彼氏と2つできているという女性がいてね、つまり“ W(ダブル)ぬくぬく星 ”ということなのよ。
本当はこの“ ぬくぬく星 ”の害はぬるいものだから、他の凶角の害であまり目立たなかったりする。この星は伏兵的な、潜んだ存在になりやすいわ。害のある要素の1つという具合ね。
でも、さすがに同じ組み合わせの星並びが2組あれば、その作用はかなり前面に出てくるわけよ。
事実、2人でいると、よく仕事に遅刻したそうなのよ。あと、もともとくされ縁(Tスクエアやグランドクロスなどの強い凶角)がある相性なんだけど、苦しいことがあると、どうしてもこの相手を求めてしまうそうなのよ。つまり、逃避する場所となっていたということよ。生活もだらしなくなっていったんだって。そりゃそうだわな。お部屋の中を想像したくないわ。
“ ぬくぬく星 ”。
“ ダメだ、ダメだ、それはやってはダメだ、うぉ~~ ”
という言葉が、頭の中で何度も湧いてきて、ぐるぐると回るのだけれど、どうしてもついにはそこに堕ちてしまう。
そして、シンジくんのように自己嫌悪に苦悩することになる・・・。

人間の心の弱さを突いてくる星並びなのよ。

でもさ、冬の朝の毛布は幸せなものですよ。
人によっては、これを積極的に選んでしまう人もいるし、そもそも、“ どこかいけないの? 気持ちがいいからそれでいいじゃん? 最後はなるようになるよ。”なんて考えを受け入れている人もいるだろう。

このままでいいじゃん。・・・遅刻してもいいかな。

そう割り切ってしまえば、この金星♀×金星♀凶角、金星♀×太陽☉凶角は、まったく幸せなカップルだったりする。
建設的、生産的ではないけれどね。

あら、いやねぇ、こう書いているうちに私もこれでいいような気がしてきた・・・。
あ、いけない、誘(いざな)われているわ。
ぬくぬく星。
いっそすべてを忘れてしまおう・・・ぬっくいから、目をつぶって、ウトウトと・・・。
まったく魔物の星並びだわ。


愛の鉄板法則⑧  いらいら星

オリンピック、終わっちゃったわよねぇ。
完全にオリンピックロスになっちゃったわ。
え、そんな言葉無いって。まるでロスオリンピックみたいだって?
まぁ、いいわ。

で、私が注目したのは、バトミントン女子ダブルスの金メダルよ。タカマツペアよね。
高橋礼華さん(1990・4・19 生まれ)と松友美佐紀さん(1992・2・8 生まれ)。
え? なんで生年月日が書いてあるかって? 
そりゃ、星占い師だもの。
あんまり凄かったから、つい相性鑑定してしまったのよ。

で、ダブルチャートで2人の相性を診てみると・・・内円に高橋さん、外円に松友さんね。時間は適当に12:00としておいて。
作ってみると分かるんだけど、やたらと2人ともやぎ座に星が多い。2人合わせりゃ、尚更多い。地道な努力家だわね。
アスペクトで診ると・・・松友さんのキロンという小惑星まで入れるならば、グランドセクスタイルができるのよね。前に「グランドトラインな関係」のところでも話した、正六角形よ。一番のスーパースペシャルエクセレントな吉角アスペクトよ。
キロンを入れなくて、ホームベースとも呼ばれる五角形ができて、その中には、カイトが2つもできていて、相当な吉角アスペクトができるのよね。そりゃ、ミラクルを起こすはずだわ。
高橋さんはキロンも合わせると、5つの星がちょうどホームベース型の五角形になっていて、残りの一角を松友さんの木星がツモらせて、正六角形になっているのよ。
自分一人の力では限界があるのよね。“所詮、私は凡人”という人もね、パートナーによっては、人生をがらりと変えることもできてしまうかもしれないということよ。まぁ、2人を凡人の例にはしたくないけどね。
あらあら、ついついまたリオオリンピックの話をしてしまったわね。

さぁ、今回は、どうしても感情が荒れてしまう“ いらいら星 ”を教えてあげるわ。
火星♂と海王星♆の凶角90度、180度の関係よ。火星はファイトする、という意味。戦うという意味よ。海王星は感情ね。つまり感情で戦うことになるのよね。

シングルチャートで、このイライラ星を持っていると、感情の乱れやすい性格となってしまうわ。
有名どころでは、Apple共同設立者のスティーブ・ジョブス(1955・2・24 生まれ)さんよ。iPhoneにお世話になっている人も結構いるはずよ。気性が荒く、トラブルが多い人だったというのはよく知られているところよね。会社を追い出されたこともあるものね。彼のシングルチャートのホロスコープを見れば分かるけど、火星♂と海王星♆がかなりぴったり180度凶角なのよ。
まぁ、平たく言えば、怒りっぽい性格ということよ。
赤ちゃんなんかでこの星を持っていると、かんしゃく持ちだったりするわ。よく夜泣きをするとか、落ち着きが無いとか。小学校、中学校時代はやんちゃだったという人もいるわね。
でも、この星も口げんか星と同じく、社会的制裁を受けやすい星並びなので、歳を取ると治ってしまうことが多い。というか、だいたい治るというか。よく親や先生に叱られたり、みんなに嫌われたりしてね。ジョブスさんはちょっと直るのが遅かったかな。180度の方が強いからね。特に彼は角度がタイト(ジャスト、ぴったりに近いという意味)だから強く出てしまうのよね。

これが、相性鑑定ではどうなるかというと、お互い、どうにもいらいらする相手になるということなのよ。
そんな人、職場にいない? その他の人とは仲良くやれるのだけれど、どうしても、お互い、この人はダメっていう人。
そういう人との相性を鑑定してご覧なさいよ。結構、このいらいら星があったりするのよ。
でも、たいていは、そういう人の生年月日は知らないけどね。知りたいとも思わないしぃ。

家族とかね、彼氏とかで一応、相性を診てみましょうか。
内円に自分の生年月日と生まれた時間、外円に相性を診たい人の生年月日を入れてダブルチャートのホロスコープを作ってみてね。
どう? 火星♂と海王星♆の凶角90度、180度ができてる? 口げんか星と同じで、0度も結構、怪しいんだけどね。
ちなみに吉角60度、120度ならば、前向きになれたり、テンションが上がったりする相手なのよ。

どういうことかというと、カップルの場合、付き合い始めはお互い遠慮し合っていたり、距離感が遠かったりするので、星の影響が弱く出るのよ。
吉角というのは、ソフトアスペクト。凶角というのは、ハードアスペクト。つまり吉角は弱く(ソフト)、コントロールしやすいぐらいの力で星の影響が働くので、良い形で出やすい。凶角は強く(ハード)、コントロールしづらいぐらいの力なので、悪い形に出やすいということ。

つまりね、出会った頃は、この“ いらいら星 ”の影響はまだ弱く、火星♂×海王星♆の吉角のような姿で現れるということなのよ。
彼氏彼女の関係でいるうちは、一緒にいると、前向きになれる相手、テンションが高くなる相手となるのよね。

でも、そのままお付き合いして、一緒に暮らすようになるとどうなるか?
この“ いらいら星 ”が本領を発揮し出すのよね。

この間も、神戸に住むある女性が、依存性の高い、おそらく一人では生きていけないような年下の夫がいたのだけれど、その夫が若い女性と1年間も浮気をしていたということが分かってね・・・その男性と浮気相手の女性のLINEでのやりとりをすべて動画に撮影したそうよ。2人に対し、慰謝料を取るための裁判を計画中なんだって。燃えてるみたいね。
依頼者の女性は鑑定に関してはリピーターさんなんだけど、以前は、まぁ、だらしない夫だけど、まぁ、ダメんずウォーカーってことで受け入れて、仲良くやっていたような感じはあったけどぉ~。ついに段ボール箱に入れて、「捨て夫 誰かエサを与えて下さい」と札を立てて、川に流すみたいなのよね。

この女性と、夫を診たら、火星♂×海王星♆の180度凶角があったのよ。

他にも、つい先月、東京で鑑定していた時も、離婚を考えているという女性で、相性鑑定をしたら、火星♂×海王星♆と太陽☉でTスクエアがあったわ。いらいら星Tスクエアね。

でもね、もし彼氏や親子で、この“ いらいら星 ”があったとしても、必ずしも仲が悪いとは限らない。
だって、他にもアスペクトができるものね。悪い星並びばかりだと、そりゃ、仲が悪くなる可能性がある。でもね、いらいらするけど、財運が良いとかあるのよ。いらいらするけど、セックスは良いとかね。
相性は複合的なのよ。人間の性格と同じで、一面的ではなく、多面的なのよ。単純に、良いor悪い、白or黒、Dead or Aliveという2つのどちらかに分けられるようなものではなく、その中間もあり、それがまた仕事運やら、コミュニケーションやら、いろんな項目、方向性があるのよ。それらを総合して、妥協するところは妥協し、我慢するところは我慢して、目をつぶるところは目をつぶって、バランスを取っていくわけじゃない。それができなくなった時に、終焉を迎えるわけだけど。

だから、“ いらいら星 ”があっても、短所の1つでしかなったりするのよ。
良い星並びばかりができる相性のホロスコープって、なかなか無いわよ。だって、1人に星が10個あるのよ。2人揃えば、20個。そりゃ、良い星並びもできれば、悪い星並びもできる。
強く出る星並びもあれば、弱く潜んでいる星並びもある。

他にもしんどい星並びとして、「いじめられ星」(土星♄×海王星♆の凶角)や「我慢星」(火星♂×土星♄の凶角)なんかがあるけど、またおいおい教えてあげるわよ。

え、悪い星並びだけでも、カップルになることがあるのかって?
それがあるのよ。
中途半端に悪い星並びの場合は、そもそも嫌な相手なので、付き合うこともない。
でも、強い凶角になると、違う作用が出てくるのよ。
次回は、その話をさせてもらうとするわ。

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