鑑定をしていると、本当にいろいろな職業の方と話を致します。

その中でも、先生というお仕事をされている方も結構鑑定させてもらっていて、今、このコロナでね、先生をやっている人にも影響が大きいようなのですよ。

やれ、オンライン授業だの、部活はどうするだの、修学旅行はやる必要あるの?だの、受験はどうするだの・・・。

まぁ、そんなマイナス面もあるのだけれど、一方で、今まで学校教育の形がほころび始めていて・・・本当は教育って、もっといろんなスタイルでできるんじゃないの?という疑問にリアリティが出てきてるわけですよ。

 

福岡県にお住まいの30代半ばのAさんは、高校で英語を教えていましたが、この春に辞めてしまいました。現在、休職中。どうにも学校という仕組みに馴染めず、ついにコロナのごたごたの中で決心がついたと。

で、もう辞めてしまったので、今後どうなるのかというようなことを鑑定していったのですが・・・

そもそも自分はどんな先生になりたかったのだろうかと問い直しているうちに、自分の気持ちのルーツを探っていきましてね。でもって、記憶は昔の中学校の恩師にたどり着いていってですね。

その恩師のN先生との相性を診てもらいたいということになったのですよ。

Aさんは高校の英語の先生をしていたけれど、N先生は自分が通っていた中学校で英語を教えていたという。

Aさんは中学時代に、英語の文法というものに触れた時、“言いたい事がはっきりしていて分かりやすい”というところで、英語にハマっていったという。そんな英語の世界へ導いてくれたのが、恩師のN先生。

中学校には、英語部があって、「トイ・ストーリー」、「美女と野獣」などの海外のアニメや映画を観たりして、その英語のセリフや文章をみんなで解いていたそうです。

その英語部の指導をしていたN先生。ビデオを観た後、教室でトイストーリーのウッディやバズになりきって、キャラクターの動きの真似をしながら、流暢にセリフを再現していたそうで。お茶目な先生ですね。その寸劇で、英語部のみんなの笑いは絶えなかったそうで。Aさんは英語部の活動が楽しみで仕方なかったと。

 

では、まずこのN先生がどういう人だったのか、ホロスコープを見てみましょう。

 

【ここでホロスコープ初心者の方のためにアスペクト(角度)のことを簡単に伝えると、星同士の角度が0、60120度の時は“吉角”と言って、良い働きをする角度。90180度、つまり直角か、真裏に星が来ると、“凶角”と言って、強く出過ぎて、害になりやすい影響を与えやすい角度。詳しくは私のサイトを見てね。】

 

プライバシー保護のため、生年月日は記しておりません。

生まれた時間が分かりませんので、ハウスやMCASCなどは描いておりません。

 

N先生①

まず目に付くのは、この恩師Nさんは水星☿、金星♀、木星♃、土星♄、海王星♆が180度凶角の一線上に並んでいるのですよね。このすべての星の180度凶角の解説をすると長くなるからやめておきますが、その一部を話しますと、金星♀、木星♃、海王星♆の凶角があるということが、かなり“一人好き”の傾向があるでしょう。水星☿と金星♀が重なっていて、“おしゃべり星”があるのだけれど、土星♄がまた乗っているので、“むっつりおしゃべり”でしょうね。心開いた人としか、楽しいおしゃべりをしない。土星♄と海王星♆の凶角は、感情を抑え過ぎるところがあって、まぁ、平たく言ってしまえば、“ひねくれもの”という感じ。そもそもね、5つの星が180度凶角を形成していたら、かなりあくが強いですよ。気難しかったりして、扱いづらいです。

 

一方で、太陽☉、火星♂、天王星♅のグランドトライン(正三角形の形 120度吉角の3つ組み合わさったもので、強い吉角)も持っているから、運動神経は良かったことでしょう。

Aさんによれば、高校時代はバスケットで全国大会まで出ているそうです。

 

Aさんは思い出としては、フランクで馴染みやすい先生ということになっているけど、一般的には・・・職員室的にはどちらかというとニヒルな面が強い人だったんじゃないかしらね。

 

ここからが相性鑑定で、2重円で見ていきます。2重円で、内側が恩師Nさんのホロスコープ。外側がAさんのホロスコープ。

N先生との相性①

外側の円にあるMCというのは、Aさんの生まれた時のホロスコープの一番上、天辺であり、ここに星があると、社会的な影響が強く出るところであります。ASCは、生まれた時の東の地平線で、ここに星があると、その人から受ける印象などを意味します。ICは、生まれた時のホロスコープの一番下であり、精神的な影響が出るところであります。

で、よりによって、Nさんの180度凶角に並ぶ5つの星が、AさんのMC-ICのライン上に乗っているのです。

これは強烈に社会的にも精神的にも影響を受けてしまうわけですよ。インパクトあり過ぎ。

ASC上に、Nさんの火星が乗っているので、“男、野性的、チャレンジャー、肉体派”の印象を受けるということであります。 

N先生との相性②

で、アスペクトを見て気になるのが、金星、金星、火星、火星という星4つのエロ星のTスクエア。金星は女性、火星は男性を意味しますから、性的なつながりを表し、私はエロ星と呼んでいます。Tスクエアというのは、180度凶角と90度凶角の組み合わさったもので、強い凶角となります。

N先生との相性③

で、もう一つ、金星♀、火星♂、土星♄のTスクエア。金星♀と土星♄の凶角は“快楽ざる星”と呼んでいて、好きな事に没頭する星並びとなります。誘惑にも弱くなります。つまり、このTスクエアは、“エロ快楽ざる星Tスクエア”となります。

凶角は吉角よりも、“刺激的”となります。“燃えやすい”とか、“危なかっしい”恋愛となりやすいです。

エロ星のTスクエアと、エロ快楽ざる星Tスクエアがあってはですね。男女としての強い刺激が出てしまうわけですよ。

 

中学時代の英語部のAさんは、教室でN先生と2人きりになったことがあったそうです。

英語部の部屋は3階にあって、もう夕方近くになっていました。Aさんは、風邪をひいていて、熱っぽかったと。それで、皆が帰った後も身体がだるいので残っていたら、N先生が「大丈夫か?」と声を掛けてきた。近寄ってくると、突然、額と額をくっ付けてきた。えっ!と思った時には、N先生の温かみが伝わっていて、N先生の唇がすぐ目の前にあって、意識は宙に浮いてしまって、その時間がとてもとても長く感じられて・・・Aさんには忘れられない出来事となってしまったのであります。

 

相性でエロ星ができるとですね、肌と肌が触れ合うと、スイッチが入ってしまうのですよ。お互いにとても気になる存在となってしまいやすいです。

 

その他にも、N先生が急に脚がつったことがあって・・・それでAさんは、ふくらはぎをマッサージしたらしいのです。Aさんがかがんで、椅子に座っている先生の脚を揉んでいると、その足に口づけしたくなるような変な気分になったそうで。

 

Aさん曰く、

“中学生でよかったです。あの頃は、まだそういった胸の高鳴りの意味がよく分からなかったですから、どうしていいか、頭はただ真っ白になっていくばかりでしたし。もし高校生だったら、やばかったです。”

 

まぁ、正直この星並びなら、不倫していても不思議じゃないくらいに惹きつけられているでしょうね。女子中学生が初めて男性というものを意識して触れるにしては、エロ星の数が多過ぎた、ですかね。

 

さて、そんな思い出を胸の奥にしまいつつ、20歳過ぎぐらいまでずっと恋をできずにいたけれど、今の夫と知り合って、やっと恋愛ができたそうなのですよ。で、その旦那さんとの相性も診てみたですが、でも、まぁ、やっぱりね、N先生との相性の方が強いですけどね。仕方ないですね。これほどのがっちり絡んでいる相性も珍しいですから。まぁ、だから引きづってしまったのでしょうね。

 

話を少し戻して解説しますと、AさんのMCN先生の木星♃と海王星♆があります。MCに相手の木星♃が乗ると、財運、仕事運を与えてくれる人であり、また冒険へ導いてくれる人でもあります。MCに相手の海王星♆が乗ると、夢心地の気分にさせてくれる人であり、また理想、夢を与えてくれる人でもあります。

精神世界のICにもN先生の星が多くて、水星☿は好奇心、金星♀はロマン、土星♄は責任感を与えてくれる人です。

Aさんは、N先生に出会ったことで、同じ英語教師への道を辿ることになったのでしょうね。

 

で、Aさん。今年の春に高校を辞めてしまったのだけれど、これからは、ネットを活用して、オンラインで受験英語を教えていきたいという。海外在住の日本の大学を受験することを考えている、日本人の高校生を対象としているようであります。日本の受験英語はちょっと特殊ですからね。

その相談をしたいので、恩師のN先生に会いに行くという。

およそ20年ぶりだそうです。

冒険や夢を与えてくれるから、今のAさんにはアドバイスを仰ぐには最適な人でしょう。

ただ強いエロ星も多いから、ちょっとドキドキであります。肌は触れない方がいいですかね。

 

もし、中学校時代の英語部の時のように楽しく話ができたのなら、その時間はこれまた貴重なものであります。