財運が良くなると言われる木星♃(仕事、財運、拡大)と冥王星♇(頂点、カリスマ性)の吉角。
西洋占星術の世界では、その名も“ ミリオネア星 ”と呼ばれてたりもするわ。

そもそも“ ミリオネア ”って、日本語に訳すと“ 百万長者 ”だから。
え、たった100万?
って思うかもしれないけど、100万円でなく、100万ドルだからね。1億円ってことよ。
まぁ、億万長者ということよ。

早く、億万長者になれるパートナーを見つけたいって?
焦るんじゃないわよ。
焦る女は、もらい手がないって言うじゃない。

まず、この星の性質を分かりやすく紹介するため、シングルチャート、つまり個人の性質として現れる場合、どんなものがあるかを話しましょうかね。

いつもどおりホロスコープを作ってみるだけれど、自分に木星♃と冥王星♇の60度、120度、0度の吉角があれば、ミリオネア星があると言えるわね。(ちなみに冥王星の♇のマークは、冥王星の英語、Pluto(プルート)の最初のアルファベット2文字、PとLをくっ付けたものなのよ。)
でもね、私が鑑定していても、若い人では、まぁ、“ミリオネア”というほどのお金持ちは見たことがない。年配者の中には確かに億万長者かどうかまでは訊いていないけど・・・大きな家に住んで、大きな車に乗っている人はいたわね。
そりゃ、そうよ。2つの星の吉角アスペクト、60度、120度、0度というのは、言ってみれば、360度上には、0度、60度、120度、240度(=120度)、300度(=60度)と5つある訳で、許容範囲をプラスマイナス5度、つまり10度と考えたら、確率は36分の5になるわ。おおよそ6人に1人はこのミリオネア星を持つことなる。そんなに億万長者はいるはずがない。

私は、この星を“ 人徳星 ”とも呼んでいて、人に与えれば与えるほど、倍になって戻ってくる星並びを説明することもあるわ。でも、その倍になって戻ってくるのがいったいいつの話やら分からないのよ。
ただ年配の方で、確かに成功している人でこのミリオネア星を持っている人は、人に与えることを大切にしている人が多かったわね。
数年前にあるお弁当屋さんを経営している60代の女性がいたのだけれど、その人が経営に行き詰っている時、いつも助けてくれるおじいさんがいて、その人も経営者らしいんだけど、生年月日でホロスコープを見たら、ミリオネア星を持っていたのよね。
で、その女性によると、そのおじいさんがお金を出してくれる時、必ず“お金は有る時払いでええよ。お金は世に回して、何ぼだよ。最も大事なのは、徳じゃよ”と言うのだそうだ。
他にも、そんな度量の大きい経営者を見てきたけど、皆、60代だったわね。
ちなみに、かの斎藤一人さんも120度のミリオネア星を持っているわ。
斎藤一人さんの場合は、確かに人に与えたら、倍になって戻ってきた人のようにも思える。
でも、鑑定の場で、若い人にこのミリオネア星を持っている人がいても、具体的にどう“人に与えて”いったらいいのか、アドバイスできないのよね。寄付をすればよいのか、募金をすればよいのか、人におごればいいのか・・・。お金を出せばいいってもんじゃないしね。何せ、結果が出るのが、人生の後半だとしたら、私が鑑定した若者が結果を出すまで、私は見ていないのよね。そういう意味ではデータサンプルが少ないのよ。
まぁ、将来お金持ちになるかどうかは別として、その性格として、豪勢な人が多いわね。
“よっしゃ、俺がおごってやるわぁ” とか “ここにあるもの、まとめて俺が買ってやるわぁ” とかね。
さすがに女性の場合、“おごってやる“というような豪勢さはなくて、お祝いごとには、人より高価なものをプレゼントしようとしたりする性格の人が多いわね。この豪勢な性格という面では、ミリオネア星の的中率は高いわね。

では、本題の相性診断での“ ミリオネア星 ”を教えてあげるわよ。
どんな相手といっしょになれば、ミリオネアな流れを呼び込めるのか。
レッスンももう4回目だから、だいたいやり方は想像つくわね。ダブルチャートで、内円に自分の生年月日、外円にターゲットの男性の生年月日を入れるのよ。時間が分からない場合は、適当に12:00ね。ハウス無し。
で、木星♃と冥王星♇の吉角アスペクトを探すのよ。60度、120度、0度。0度が特に強いわね。120度でもなかなか効力があるわよ。

この間、静岡でエステをやっているという30代終わりの女性が名古屋にいらしてね。その人は自営でサロンも開いているのだけれど、お手伝いで他の少し大きなお店の仕事もしているんですって。そのお店の共同経営者が60代の男性と、50代の女性なんだけど、この2人の相性を診たらね。120度のミリオネア星があったのよ。男性の木星♃に対し、女性の冥王星♇が120度のところにあったのよね。財運を招く相手なのよ。なるほど。だから、ビジネスにおいては組んだ方が良い結果が出やすい相手だということよ。それだから、そのお店の方も上手く続いているのだろうけど。ただこの2人には強いエロ星もあったけどねぇ・・・。

ある50代のITの経営者が、3人の社員と自分との相性を診て欲しいというので、鑑定したら、3人中、2人にこのミリオネア星があったわね。誰を右腕にしたら良いかという話だったけど。気になる3人だったのでしょうね。でも、おしゃべり星や快楽ざる星の方が目立っていたような気がする。まぁ、一緒にいて、楽しいってことも大事だわね。

お客さんの夫婦なんかの相性を診ても、このミリオネア星があったりすると、私は「結婚してから、財運が良くなりましたか?」とか訊くと、たいがい、クールにこんな返事が返ってくる。

「お金には困ったことが無いわね。」

上にも書いたけど、6人に1人はもともと持っているような確率の高い星並びである。まぁ、そんなもんかな。億万長者というほど、珍しくはない。

でも、考えてみれば・・・。
成城石井やプレッセプレミアムで買い物をしている奥様方に、“ 財運は良いですよね? ”なんて質問をしても、お返事はやっぱり“お金には困ったことが無いわね”とか“ 食べるのに苦労したことはないわ ”ということになるのであろう。
お金持ちの世界には上には上がいるからね。
胸張って、“ ええ、私、お金持ちですわよ。お~ほっほっほっほっほぉ~~~ ” なんて答える図太い人なんて早々いないわよ。

つまり、この西洋占星術で、“ ミリオネア ”と呼ばれたりするけど、なんだか、都市伝説のような感じもしないでもない。
だから、今回の題名に “ 伝説の ” という言葉付けてみたのよ。本当かしら?という意味。

え、がっかりしたって?
財運が良くなるなんて、そんな上手い話ある訳ないと。

そうじゃないわよ。ただ、“お金に困っていない”というのが、どの程度お金を持っている人たちのことなのかを調査しきれないということなのよ。ミリオネア星の効力がね。本当かもしれないけど、相手の資産の内容まで分からないから、確認できないし。本当かもしれないけど、それほどでもないかもしれない。まぁ、現代の日本においては“ お金には困らない ”という程度かもしれない。 “ お金に困っていない ”だけでも結構いいけどねぇ、金欠になるよりマシじゃない、ということで、“お金持ち”となる的中率は不明なのよね。“ 伝説 ”ということで。

鑑定していると、確かに、木星と冥王星が1つずつのミリオネア星ではそれほど強くないような気がする。上にも書いたけど、ビジネスパートナーには良く見られるけどね。
でもね、太陽、ドラゴンヘッドを含めた形でミリオネア星ができるとか、ダブルミリオネア星とか、幸運の大三角形=グランドトラインぐらいに強くなるとかなり財運が良い事が実感できるみたいね。それほど目に見える形で出ているってことよ。

そうよね。どうせなら、“ お金には困ったことが無いわね ”程度ではなく、もっとがっつり成功を握りたいものね。

おや、目がイキイキし始めたわね。

え?
グランドトライン?
3つの星が正三角形を作る形に並ぶことよ。120度吉角が3つということ、つまり吉角の詰め合わせセットということよ。
え、お中元みたい?

う~ん、じゃ、次回は、2人の相性でグランドトラインのできた有名な一例をお話ししましょうかね。