人を低調にさせる星並びは数々あるけれど、どうにもマイナスパワーの強い、私が「魔のTの字」と呼んでいる星並びを紹介するわ。
この星並びは、どの星でもいいのよ。3つの星が、180度と90度、1つの星に対し、真裏と直角の星並びを持って、まるで“T”の字を形成している星並びのことなのよ。星占い用語では「Tスクエア」と言うんだけど、こんな英語を動画星占いで使っては分かりにくいと思って、私が勝手に「魔のTの字」と呼んでいるんだけどね。
180度も、90度ももともと凶角なのよ。この2つが同時にできるのだから、そりゃ、良くないわよ。

これは、個人の人生全体運気(シングルチャート)でも、生まれた時のホロスコープと現在のホロスコープを照らし合わせた 個人の現在の運気(ダブルチャート)でも言えるんだけどね。
今回は社会全体、つまりシングルチャートで、ある時点のホロスコープを見てみましょう。

では、まず例題として、いつものごとく、ホロスコープのサイトを開き、
http://www.m-ac.com/pages/setting_j.php
2011年3月11日の日付を入れてみましょう。時間は14:46にしてみてください。

ざっくり見て、なんとなく、木星(♃:Jupiter)と土星(♄:Saturn)と冥王星(♇:Pluto)がTの字を形成しているのが分かるかしら?
でもね、これ、実は少しばかりずれているのよ。私は誤差5度以内で診断しているから、Tの字とは言えないのよね。まぁ、あえて言うなら木星と冥王星が凶角90度。
でも、星占い師によっては、8度まで誤差を許容している人もいるから、その人にとっては、これは、魔のTの字ね。

この日付、分かるわよね。そう東日本大震災の「東北地方太平洋沖地震」が起こった時間。この「東北~地震」の名前が馴染みにくいわね。こんな名前だったっけって感じ。

で、さらに日付を進めて、3月15日にしてみてください。
この時、実は、この日の方が、星並びがきついのよね。
財運の木星と、障害の土星が全く真裏、凶角180度。
木星と、審判の冥王星が凶角90度。
土星と冥王星は、誤差8度を許容するなら、一応凶角90度。
まぁ、一応「魔のTの字」?

でも、なぜ、この東日本大震災の例を出したかというと、どんな星でもいいならば、魔のTの字を形成することは、正直、よくあります。でもね、一周するのに、12年かかる木星、30年かかる土星、240年以上かかる冥王星が形成するなんて、私の一生ではもうないからね。これまでの講座でも紹介してきたけど、木星より遠い星、土星、天王星、海王星、冥王星は影響力が強いから。そのうちの3つが魔のTの字を作ったら、そりゃ、だたでは済まないわよ。

で、もう一度、ホロスコープを見てもらえると分かるけど、木星に水星が重なっている。木星に重なること自身はいいんだけど、他の星(土星、冥王星)と凶角を組んでいる時に重なると、水星自身が、同じように他の星と凶角を組んで、悪い影響が倍増することになるんだな。
ここで、どんな作用が考えられたかというと、木星(財運)と土星(障害・抑制)が凶角になると、大きな損害が出ます。木星と冥王星(審判)が凶角になると、最悪の場合、地位や財産の一切を失う可能性が出てきます。
水星は、知性、コミュニケーション、交通・通信、電子機器などを司っている。
水星が逆行したり、何か大きな星と凶角を形成すると、東京都内ではたいてい電車が1本ぐらいは止まるわね。たぶん、東京の電車はダイヤが過密だから、弱い影響でももろに受けてしまうんでしょうね。

それで、私はこの星並びを見たとき、私は生まれてからこの方、経験したことのない強い星並びだったから、どのくらいの悪影響があるか予測できなかったのよね。
ただ言えることは、“大きな損害が出て、交通・通信が大規模にマヒする”と。

しかもこの星並びが形作られるのが3月15日なんだけど、それまでの他の魔のTの字を見ると、影響は、1週間ぐらいズレることはざらにあるから、10日過ぎたら、いつ起こっても不思議じゃなかったのよね。
で、私は、MIXIの星占いのトピックで“大規模な交通マヒが起こるかもしれない”と警告していたんだけど・・・。実際に、500万人が帰宅困難者になって、私の兄も新宿から千葉の舟橋まで、8時間かけて歩いたんだよね。
原発の屋根が吹き飛んだことも考えると、3月15日ごろが確かに全部の被害が出揃った日となるかもしれない。
まぁ、こうやって、星並びと現実の現象を照らし合わせて、星占い師としての経験値を高めていくんだけどね。
正直、あんなに日本で戦後最大の犠牲者を出す自然災害になるとは思わなかった。コンクリートの塊の防潮堤、防波堤をあっけなく壊していったものね。岩手の宮古市田老(旧田老町)なんて、明治、昭和の三陸地震で、村がまるごと流されるような大被害を受けて、海面から高さ10mの防潮堤を建てていて、海辺の町なのに、海が見えない町だったのよね。それで、地震が来る前は、“景観を犠牲にしてまで、あんなものを造る必要があったのだろうか”とまでいろんなところで議論されていたのに、その防潮堤すら、町を守れなかった。


ヨーロッパでは、確実にホロスコープ星占いを今でもかなり利用していることは、この魔のTの字を逆読みすることで分かるのよね。
例えば~、2012年のロンドンオリンピック。現地時刻で、7月27日~8月12日まで開催されました。
で、ここで開催前日の7月26日と7月27日を見比べてみましょう。
今度はダブルチャートを使ってみましょう。内側の円に2012年7月26日、外側の円に2012年7月27日。
http://www.m-ac.com/double.php

分かるかしら?
7月26日は、火星、天王星、冥王星が魔のTの字を形成しているのよね。
でも、7月27日は、火星が移動してくれたおかげで魔のTの字ではなくなった、と。
現地時間で見ると、ちょうど解消されるのよね。

閉会式の8月12日とその周辺を見てもらいたいんだけど、
実は、現地時間で8月11日の午前3時ごろから、金星、天王星、冥王星による魔のTの字が形成されているのよね。

実は、ロンドンオリンピックの前も後もしばらくの間、マイナス作用の強い魔のTの字期間で、その合間を狙って、開催された感じなのよね。
19日間の競技日程を組むにあたって、最後の2日間はどうしようもなかったって感じかな。


この魔のTの字が生まれながらのホロスコープにある人は・・・
下のシングルチャートに自分の生年月日を入れてね。
http://www.m-ac.com/pages/setting_j.php
惑星は何でもいいです。(誤差5度以内で)Tの字なっているものがあれば、困難な事柄や障害、問題を抱える人になりやすいです。しかし、これも土星と太陽の凶角(ホロスコープ講座①)の人と同じように、困難だから、強い性格が与えられるのよね。
魔のTの字(Tスクエア)を持っていても、成功した人は結構いるわよ。
私も鑑定したお客さんで、裕福になった人でも、魔のTの字を持っている人をたまに見かけるわ。というより、魔のTの字を持っている人の方が成功しやすいじゃないかと思えるくらい。でも、苦労はしたんだろうね。実際、星占いのテキストには、創業社長さんにも苦労星の人は多いと描いてあるんよね。
苦労星の人は、凶運とも言えるんだけど、一方でその凶運をクリアしていくと、“強運”に変わるんだな。実際、鑑定していると、こういう魔のTの字とか、太陽と土星が凶角を持っているような人は、結構、子供の頃からお金に苦労しているから、逆に、貧乏が平気だったりする。慣れてるから。若い人でも、しっかりしていて、いくら苦しくても借金状態にしたことがないという人が結構、苦労星の人には多い。借金嫌いの人が多いね。子供の頃に、親がギャンブル好きで家庭崩壊していたりするから。
この人たちは、例えていうなら、3匹の子豚の末っ子ブタだよね。レンガで家を建てた子ブタ。一個一個をせっせと積み上げていく。他の子豚が遊んでいても、汗かいて、積み上げていく。でも、最後には、狼が来ても、全然大丈夫な家を築いてしまうんだな。そして他の子豚まで、その家で守ってしまうという。だから、苦労星の人は、社長さんなんかに多かったりするんだろうね。
でも、中には試練に耐えられず、投げやりになって、ホームレスまで堕ちてしまう人もいるけどね。鑑定している分にはかなり例外的な少数派だけど。

一方、ダブルチャートで、生まれた時の星と、現在の星との組み合わせて、魔のTの字ができている人は・・・、耐えましょう。それで、いつその苦しみから解放されるかを、日付を動かすことで探ってみてね。それまでは充電期間、修練期間。
http://www.m-ac.com/pages/doubleset_j.php

でも、この魔のTの字の場合、社会全体を診た時に出てる時がやっぱり一番怖いねぇ。